■長年の経験を力に生涯現役の気持ちで勤務
観光振興を担当する地域おこし協力隊として4月1日に寺本俊彦さん(68・上里1)が着任しました。任期は令和9年3月末までの3年間です。
▽Toshihiko Teramoto 寺本俊彦(てらもととしひこ)
熊本市出身。熊本商科大学付属高校(現/熊本学園大学付属高校)卒業後、流通業務を30年、営業業務を15年務めた。
▽あいさつ
私は熊本市で生まれ、熊本市で30年間、福岡市で32年間過ごしました。定年(65歳)を福岡市で迎え、定年後は田舎に移住して人のために・人が喜ぶ仕事がしたいと思い、地域おこし協力隊を希望。令和3年10月に山口県岩国市の地域おこし協力隊に着任しました。総務省の趣旨に賛同して応募しましたが、実際に活動してみると受け入れ自治体との温度差を感じました。アドバイザーの助言もあり、ほかの自治体の地域おこし協力隊に応募することを決めました。人生の終活を考えると生まれ故郷の熊本県に定住したいと思い、熊本県内で募集中だった約30件の中から湯前町の募集に興味を持ち、応募しました。面接で湯前町を訪れたとき、第一に住みやすそうな土地であると感じ、第二に役場職員の皆さんがいきいきとして働いている姿を見て、骨を埋める覚悟で移住を決めました。仕事では過去のスキルと協力隊として活動した2年半の経験を生かし、湯前町と町民の皆さんのために生涯現役で精一杯勤めます。どうぞよろしくお願いします。
■教師としての経験も生かし、まちの発展に尽力
社会体育振興を担当する地域おこし協力隊として4月1日に中村善治さん(60・上里3)が着任しました。任期は令和9年3月末までの3年間です。
▽Yoshiharu Nakamura 中村善治(なかむらよしはる)
愛知県名古屋市出身。高崎市立経済大学(群馬県)卒業後、埼玉県内で36年間高校教師として勤務した。
▽あいさつ
埼玉県から地域おこし協力隊として移住してきました。昭和63年に埼玉県の商業科の教員となり、深谷商業高校・情報処理教育センター・鴻巣(こうのす)高校・羽生実業高校・熊谷商業高校で36年間、高校教員として務めてきました。女子バレーボール部の指導も36年間続けました。高校教員を退職して次の仕事を探しているときに、湯前町の地域おこし協力隊の募集を見つけ、応募しました。今まで九州に住んだことはありませんでしたが、温暖な気候と、周りの人たちがとても優しく接してくれて、毎日楽しく暮らしています。任期終了後、ゆくゆくは農業をやってみたいという夢があり、第2の人生を湯前町で謳歌(おうか)するつもりでいます。健康に気を付けて100歳まで元気に湯前町で活動したいです。どうぞよろしくお願いします。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>