■あなたも「命の門番」になろう~ゲートキーパーって何だろう~
ゲートキーパーとは別名「命の門番」と呼ばれる、悩んでいる人に気づき声をかけてあげられる人のことです。
ストレスは人生に必要なもので無くすことはできませんが、溜まった状態が続くと、身心ともに不調が起きることがあります。自分自身が何かに悩み落ち込むこともあれば、大切な人の疲れた心に気づくこともあると思います。大切な人のことがとても心配になったとき「何かできることはないか」と悩んだ経験はありませんか?厚生労働省が調査した結果では、4人に1人が「本気で自殺を考えたことがある」と回答しています。ゲートキーパーには特別なことが求められるわけではありません。優しく声をかけられることで悩んでいる人にとっては大きな支えになります。
誰も自殺に追い込まれない地域づくりを目指し、ゲートキーパー養成講座が各地で開催されています。本町でも開催を予定していますので、ぜひお気軽にご参加ください。
▽ゲートキーパーの4つの役割
・変化に気づく
・じっくりと耳を傾ける
・支援先につなげる
・温かく見守る
保健師 野々原亜紀
参考:厚生労働省ホームページ/熊本県精神保健福祉センター発行「ストレスケアガイドブック」「ゲートキーパーを知っていますか?」
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