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■肝臓の状態をチェックしませんか?～7月28日は世界・日本肝炎デー～
県内では100人に1人～2人の割合でB型やC型肝炎ウイルスに感染していると推測されています。食べ過ぎ・飲み過ぎなどの生活習慣からなる脂肪肝も、無症状で進行するため放置は危険です。早期発見・早期治療が肝心です。

▽肝臓の働き
肝臓は体の中で一番大きな臓器です。肝臓には(1)体に必要な栄養素を作って保存する機能や、(2)体に有害な物質を分解・解毒する機能があります。肝臓が病気になると、(1)・(2)などの機能が低下し、体に重大な影響を及ぼします。

▽あなたの肝臓は大丈夫?
県内の各保健所や委託医療機関では、無料で肝炎ウイルス検査を受けることができます。次の条件に当てはまる人は特に、一度検査を受けてみましょう。
※一度も肝炎ウイルス検査を受けたことがない人のみ対象
・年齢が40歳以上
・肝機能の異常を指摘されたことがある
・臓器移植を受けたことがある
・入れ墨やピアスの穴をあけたことがある
・平成4年(1992年)以前に輸血を受けたことがある

▽わかりやすい肝臓のお話
肝疾患に関する講座が開かれます。
※定員制。事前申し込みが必要です
日時：7月28日(日)10：00～12：00
場所：熊本大学病院/山鹿市民医療センター/阿蘇医療センター/熊本労災病院/天草市民センター/人吉医療センター
内容：
(1)肝臓の病気について
(2)肝臓専門医への相談(講演終了後)
(3)肝炎ウイルス検査(各会場先着15人)
※検査費無料
申込先：熊本大学病院肝疾患センター
【電話】096-372-1371

保健師　山浦一美