■いつかの約束1945
山本悦子(著)など・岩崎書店
ゆきなとみくは、自分は9歳だと言うおばあさんに出会い、町を歩き回ることに。後日、二人は意外な場所で彼女と再会。残されたメッセージに込められた思いとは?一緒に町を歩きまわり、語り合った、忘れられない夏の一日。
■バーナバスのだいだっそう
ファン・ブラザーズ(著)など・学研プラス
バーナバスは半分ネズミで、半分ゾウの人工ペット。「しっぱいさく」の烙印を押されたバーナバスは作りなおされる運命に…。でも、バーナバスは自由を求め、できそこないの仲間たちと力を合わせて危険な冒険にのりだします。
■北御門二郎戦中日記1937-1945
齋藤雅子(著)など・蕃山房
熊本県出身の北御門二郎が戦時下の生活史を記した第一級の資料。煩悩に懊悩する人間臭さ溢れる人、東西の思想に道を求め思索研鑽した人、高い貴い理想に燃えた、苦しくも美しく生きた人の日記を、是非読んでいただきたい。
■声なき蟬上下空也十番勝負決定版
佐伯泰英(著)・文藝春秋
「空也十番勝負」シリーズの一つ。坂崎磐音(いわね)の嫡子・空也(くうや)。武者修行の旅に出た若者は、他国者を寄せ付けぬ異国・薩摩を目指す。名を捨て、無言の行を課す若者を、国境を守る陰の集団が襲う!
問合せ:中央公民館図書室
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