文字サイズ
自治体の皆さまへ

暮らし・健幸ー保健ー

15/24

熊本県湯前町

■冬場の健康管理
寒さが増して、体調不良を感じることはありませんか?冬場は冷えや乾燥などの環境変化に身体機能がついていかず、体調不良につながりやすいです。しっかりとした対策をして、寒い冬を乗り切りましょう!

▽感染症
冬場に起こりやすい体調の変化が免疫力を低下させて、感染症にかかりやすくさせる
対策:石けんを使って手洗いやうがいをする。マスク着用。室内が乾燥しているとウイルスが飛散しやすいため、湿度は40%以上を保つ

▽手足の冷え
寝不足の原因や免疫低下のキッカケとなってしまう
対策:バランスのいい食事をとって、体がしっかりと熱を生産できるようになる。温かい飲み物・食事を意識してとる

▽ヒートショック
急激な室温の変化で血圧変動が一気に起こると心臓に負担がかかり、脳梗塞・心筋梗塞を起こすリスクがある
対策:部屋ごとの温度差を極力なくす。トイレや脱衣所といった冷える場所に暖房器具を設置する工夫が有効

▽窒息
かむ力や飲み込む力が弱い人は窒息に注意が必要
対策:小さく切って食べる。飲み物や汁物も用意して、飲み込むまで周りの人は観察する

▽脱水や浴室での熱中症
暖房やヒーターを使用していると気づかないうちに脱水状態に。浴室でも熱中症になってしまうことがある
対策:定期的な水分補給や長時間の入浴に気をつける

▽関節痛
冬場の関節痛の多くは血行不良と筋肉の冷えにより起こる
対策:暖かい服装や食事に気を配ったり湯船につかるなど、体を冷やさない工夫が有効。無理のない程度に体を動かす

▽皮膚トラブル
乾燥する冬場はカサカサやかゆみなどの皮膚トラブルが増加。カイロやヒーターからの低温やけどにも注意
対策:保湿ケアの習慣化。低温やけどの対策には、同じ部位にカイロやヒーター、湯たんぽが長時間当たらないようにする

保健師 山浦一美

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU