◆部落差別(同和問題)について正しく理解しましょう
部落差別(同和問題)とは、日本社会の歴史的発展の過程において形づくられた身分階層構造に基づく差別により、国民の一部の人々が経済的、社会的、文化的に低位な状態におかれることを強制され、日常生活の上でさまざまな差別を受けるという重大な社会問題です。
わたしたちは出生地を選んで生まれることはできません。つまり、本人には何の責任もないことで不平等・不利益を強いられ、自由と平等が侵害されるという、まさに不合理な人権問題です。
残念ながら今もなお、差別発言や、差別的な内容の文書の送付、インターネット上での書き込みや動画の配信、入居時または宅地建物の取引において土地差別につながる問い合わせや結婚の際に出身地の調査をするといった事案が発生しています。こうした行為は他人の人格や尊厳を傷つけるものであり、決して許されないものです。
部落差別(同和問題)を正しく理解し、一人一人の人権が尊重される社会づくりを目指しましょう。
問い合わせ:人権政策課
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