後継者の育成や農産物のPR方法などをテーマに、認定農業者の皆さんと意見交換を行いました。
開催日:令和5年(2023年)2月8日(水)午後6時~7時
会場:アークホテル熊本城前
・近年の資材高騰により、園芸施設の建設費用を含めた初期投資に多額の費用を要するため、新規就農に向けたハードルが高くなっている。
親元就農する者も含めた新規就農者への支援を手厚くしていただけないか。
(市長)後継者不足については、非常に深刻な問題と考えております。引き続き、財政面での支援を含め、新規就農者に対する支援策について、関係者の皆さんのご意見を伺いながら検討してまいります。(新規就農者への支援の拡充について国へ要望を行いました)
・資材高騰等により、農業経営は非常に厳しい環境にある。農産物のPRや販路拡大に取り組む際、このような厳しい状況にある生産者の実情を伝えてほしい。
(市長)農産物の販売に際しては、肥料や資材などの生産コストが適正に反映されて取り引きされることが重要と考えております。今後、そのような価格の形成につながるよう農業に精一杯取り組む生産者の姿をSNS等により伝えていくことで、「農産物の価値」や「職業としての魅力」をアピールしていきます。
・農業と他業種との連携につながる交流の場を設けていただけないか。
(市長)農業との連携に関心を持つ企業は多く、農業と他業種との連携は非常に重要と考えております。現在、さまざまな業種が交流できる場として、くまもと森都心プラザ内にビジネス支援施設「クロスポイント(XOSS POINT.)」を開設しておりますので、農業者の皆さんも積極的にご活用いただければと思います。
※内容は開催日時点のものです。
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