◆水俣病に関する人権問題
水俣病とは、チッソ水俣工場から排水と一緒に毒性の強いメチル水銀が水俣湾に流され、それが魚介類に取り込まれて、その魚介類を長い間たくさん食べたことにより発生した中毒性の疾患であり、人から人へ感染したり遺伝したりすることはありません。
また、現在、水俣湾は県の調査によって安全が確認されています。
水俣病がどのような病気なのか人々に正しく理解されなかったことで、患者やその家族、地域の住民に対するいわれのない偏見や差別といった問題を生じさせました。
私たち一人ひとりが、水俣病に対する正しい知識を持ち、被害を受けた方々の視点に立って考え、水俣病に対する差別や偏見をなくしていくことが大切です。
問い合わせ:人権政策課
【電話】328-2333
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