上質な生活都市の実現に向けて、こども・子育て政策を推進するために重点的に予算を配分するとともに、令和6年度から始動する第8次総合計画における8つのビジョンを柱に予算を編成しました。
◆令和6年度当初予算の概要
〇令和6年度一般会計当初予算規模は、4,014億円で、前年度比+199億円の増(伸び率+5.2%)となりました。
※一般会計当初予算は過去最大の予算規模。
〇こども・子育て施策を優先的に取り組む施策として、重点的に予算を配分しました。
〇歳入(一般会計)予算の内訳
(単位:億円)
〇歳出(一般会計)予算(目的別)の内訳
(単位:億円)
当初予算の比較 (単位:億円)
※四捨五入の関係で、足し上げた数値の合計や差し引きの数値が一致しない場合がある。
一般会計:福祉、教育、道路・公園整備など、市の基本的な経費を経理する会計
特別会計:特定の事業を行うために、特定の歳入・歳出を一般会計と区別して経理する会計
企業会計:原則、民間企業と同じように、サービスの提供で収益を上げ、その利益で経費が賄われる会計
その他、令和6年度当初予算の詳細については、右のQRコードからご確認ください
※QRコードは本紙をご覧ください。
◆令和6年度当初予算の主な取り組み
※令和5年度2月補正予算計上分を含む。
◇こども予算の拡充
〇子育て支援アプリの導入(130万円)
妊娠期から子育て期の保護者向けに、健診や予防接種等の情報を提供するアプリを構築し、子育て支援情報をプッシュ型で発信します。
親子(母子)健康手帳機能…成長グラフ・成長写真・健診記録 など
子育て支援機能…イベント検索・関連施設検索・医療機関検索・予防接種スケジューラーなど
〇結婚支援センターの開設(3,700万円)
AIマッチングシステム登録時にマイナンバーカードを活用した本人確認をすることで安全性・信頼性を確保しながら、結婚を希望する全ての方を支援するために、結婚支援センターを開設します。
〇児童手当の拡充(133億3,840万円)
支給対象を高校生年代まで拡充し、第3子は支給額を増額するとともに、所得制限を撤廃します。
◇TSMCの進出を踏まえた施策
〇地下水保全対策の強化(1億3,963万円)
・水田湛水(たんすい)に取り組む協力農家への助成金を増額し、白川中流域における転作田を活用した水田湛水事業を実施します。
・白川上流域において、森林の持つ水源かん養機能(水資源貯留、水量調節、水質浄化、洪水緩和等)を高度に発揮させるため、森林整備を行います。
・半導体関連企業の誘致強化(1,450万円)
TSMCのサプライヤー企業の調査やセミコン台湾への出展を実施します。
◇都市基盤の充実
〇熊本西環状道路の整備推進(49億7,450万円)
都市圏内外の人流・物流、災害時活動を支援するため、「池上工区」、「池上インター線」の令和7年度開通、砂原工区の早期開通に向けて整備を推進します。
〇10分・20分構想の推進(2億6,100万円)
市中心部から高速道路ICや阿蘇くまもと空港までのアクセスを強化する「10分・20分構想」の実現に向けて、住民参加型の道路計画検討や環境保全に関する調査等に取り組みます。
問い合わせ:財政課
【電話】096-328-2085
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