謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
市民の皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、本市における最上位の計画である「第8次総合計画」に基づくまちづくりが4月にスタートし、8月には市電、11月には水道事業がそれぞれ100周年を迎えるなど、新たなステージへ歩み始めた1年でありました。
また、市域を越えて共通する自治体の課題解決に向けて先導的な役割を果たすため、熊本連携中枢都市圏を構成する市町村とも連携し、さまざまな取組を進めております。
新しく迎える本年も、この流れをさらに確実なものとするため、昨年に引き続き県知事とのトップ会談等を開催し、県や近隣市町村との連携をさらに深めながら、慢性的な交通渋滞の解消に取り組むほか、半導体関連企業の熊本進出に伴う諸課題への対応や、総合的なこども施策の推進など、市民の皆様の暮らしを守り、明るい未来を築くための施策を全庁一丸となって推進してまいります。
また、市役所新庁舎整備につきましては、防災機能の強化や行政サービスの質の向上を図ることはもとより、にぎわいのあるまちづくりの起爆剤となるよう検討を重ね、引き続き、丁寧な説明を尽くしながら取り組んでまいります。
今後も、市民の皆様とともに「誰もが憧れる上質な生活都市くまもと」の実現に向けた歩みを進めるとともに、市長就任から11年目を迎え、これまで培ってきた経験やネットワークを最大限に生かし、熊本の発展のため全力で邁進してまいりますので、なお一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
本年が皆様にとりまして希望に満ちた輝かしい1年となりますことを心から祈念申し上げまして、新年のご挨拶といたします。
熊本市長 大西 一史
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