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新庁舎整備に関するFAQ 耐震性能編

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熊本県熊本市

・基本構想
・FAQ
※QRコードは本紙をご覧ください。

【WEB】「熊本市新庁舎整備に関するFAQ」

質問:熊本地震にも耐えたのに、現庁舎を建て替える必要があるのですか?
回答:これまでの地震で大きな被害が出なかったことが今後の大地震に対する安全性を保証するものではありません。今後起こり得る大地震に備え、耐震安全性の確保のために建て替えが必要です。

質問:現庁舎を使い続けて、大きな地震が起きたら、どうなるのですか?
回答:柱が折れ曲がったり、天井が剥がれ落ちたりするほか、天井裏のアスベストが飛散するといった二次被害が起きる可能性があり、庁舎内や周辺にいる人たち危険を及ぼすおそれがあります。このような状態になれば、防災拠点施設としての機能が継続できず、災害応急対応等に遅れが生じるなど、市民の皆様の生活に大きな影響が出ます。なお、震度6弱以上の地震が発生した場合、現庁舎内の人は職員を含め全員、いったん、屋外に退避した上で、点検を行い安全性を確認することとしています。

質問:地下連続壁があるから耐震性に問題ないと聞いたのですが本当ですか?
回答:令和2年度に実施した耐震性能調査では、あらためて地質調査を行うなど、地盤状況を正確に把握したうえで、現庁舎の竣工図を基に地下連続壁をモデル化し、「地下連続壁が現庁舎の地下部分と強固に接合されている」と仮定してシミュレーションを行いましたが、地震力が地下連続壁の耐力を超過することから地下連続壁に杭に作用する力の低減効果はなく、現庁舎は現行の建築基準法等が求める耐震性能を有していないという結果となりました。

質問:現庁舎を耐震補強すればいいのでは?
回答:現庁舎を耐震補強するためには、建物の補強だけでなく、建物を支える杭を増やす必要があります。この杭の工事を行うためには、現庁舎周辺の道路の下に埋設されているインフラ設備の移設を含め、長期間にわたり周辺の道路を閉鎖する必要があり、市民生活および行政サービスへ与える影響が大きいことから、実施困難です。

以上のほか、市ホームページに庁舎建て替えに関するさまざまなFAQ(よくある質問)を掲載しています。

問い合わせ:庁舎建設課
【電話】096-328-2089

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