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自治体の皆さまへ

中央区まちづくり活動記 (#7)

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熊本県熊本市中央区

~地域で活躍されている方や活動を紹介します!~

◆とっさの“判断力”
今回は、タレントや落語家の傍(かたわ)ら熊本市消防団慶徳第15分団長をされている山内要さんにお話を伺いました。
山内さんは東京から熊本に戻り、親戚に誘われたことをきっかけに消防団に所属されました。一度県外に出たことにより「地元意識」が芽生え、地域のために何かしたいと思われたそうです。
消防団の活動として、災害発生時など出動要請があった際の消火・救助活動、広報活動、訓練などをされています。
山内さんが活動でやりがいを感じた瞬間は、特に「熊本地震」の際とのことでした。
「熊本地震の前震の時、10分後には慶徳小学校の校庭に約800人の避難者が集まりました。さまざまな考え方の人がいる中で、自分たちで一から避難所のルールを作る事には苦労しました。しかし、我々主導で地域の皆さんと共に避難所運営や救助活動をすることで、地域の皆さんから感謝の気持ちを伝えてもらった瞬間、やっていて良かったと思いました!」
熊本地震では苦労があった一方、それ以上に使命感や達成感などの“やりがい”を感じたそうです!
「分団長をしていると、とっさの判断力を求められることがあります。目の前の状況を見て、考えるより前にとっさの判断力で行動しなければ地域の皆さんの生死に関わります。数秒が命取りです。消防団活動を22年続けて、判断力が身についたと感じています。」
「私はいつも『3J』をモットーにしています。『3J』とは、準備・柔軟・迅速です。しっかり準備をして、柔軟にものごとを考えて、迅速に判断する。どれか一つでも欠けたらうまく回らないんです。常日頃から意識をしていますが、熊本地震で必要な支援物資が届かない状況を経験したからこそ、特にこの『3J』の重要性を実感しました。」と消防団で身につけた力、普段から意識されていることを語ってくれました!
記事や写真を中央区Facebookにも掲載しています。
ぜひご覧ください!

問合せ:中央区役所総務企画課
【電話】328-2610

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