◆グリーンカーテンは、西原小学校の緑化のシンボル!
皆さんは、西原校区自治協議会と西原小学校が協力して行っている西原小学校の「グリーンボランティア活動」をご存じですか。西原小学校は、令和6年緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰および第60回熊本市学校環境緑化コンクールで熊本市賞を受賞するなど、以前から緑化活動に力を入れています。この活動では、地域の皆さんや小学校、PTAが協力して、月2回以上、ヘチマやゴーヤを使った校舎壁面でのグリーンカーテンづくりをはじめ、花植えや草取り、落ち葉を使ったたい肥づくりなどを行っています。
西原小学校のグリーンカーテンづくりは、4年生の総合的な学習の時間の取り組みとして行われています。今年も3月下旬に土づくり、5月上旬にネットの下準備を行い、夏には校舎壁面いっぱいにグリーンカーテンが広がり、校舎内の暑さが和らぎました。
11月には、地域の皆さんと4年生がグリーンカーテンの撤去を行いました。根っこを切って枯らした状態のグリーンカーテンを屋上から切り離し、こどもたちが楽しそうにヘチマを収穫しました。収穫したヘチマは、4年生のこどもたちが加工し、卒業式の記念品として6年生にヘチマたわしを贈呈予定です。
平成19年からこの活動に参加しているグリーンボランティア代表の重岡 求さんは、「こどもたちと一緒に活動することがとても楽しい。また、こどもたちに食や農業の大切さを知ってもらえればうれしい。」、西原校区自治協議会の日隈 忍会長は、「この活動は、地域と学校が一体となって、こどもを育て見守る取り組みの原点である。」とおっしゃっていました。このグリーンカーテンをきっかけに、地域と学校がつながり、こどもたちの地域への愛着が育まれ、まちづくりの力となっていきますので、皆さんの地域や学校でも取り組んでみてはいかがでしょうか。
問い合わせ:託麻まちづくりセンター
【電話】367-1949
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