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自治体の皆さまへ

地方独立行政法人 くまもと県北病院だより Vol.20

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熊本県玉名市

■市民公開講座からのお知らせ
第19回市民公開講座:放射線科は何をしているの?
くまもと県北病院放射線科部長 浪本智弘(なみもとともひろ)
6月24日、市民公開講座にご参加の皆さまありがとうございました。少しでも放射線科について知っていただけたらうれしく思います。
市民の皆さまにはなじみの薄い「放射線科」の仕事について説明します。皆さまがくまもと県北病院を受診されると、必要に応じて主治医の先生がCTやMRI検査を出されます。皆さまがそのCTやMRIを受けられるとき、放射線科医が撮影前に撮影方法や造影剤を使うかどうか計画を立てます。次に、撮影したCTやMRIの画像を放射線科医が見て病気を診断し、読影レポートを書いて主治医に報告します。また、造影剤を使用したときに副作用が発生した場合には、放射線科医がすぐ対応をします。放射線科がいることでのメリットとして次のようなことがあります。1.主治医の先生とともに放射線科が診断することで診断の精度が上がります。2.主治医と放射線科の2人の医師が読影することで、大事な所見の見落としが減ります。3.放射線科医は主治医の先生の専門以外の範囲も詳しく知っているので、もともと疑っていた主な病気以外の病気を見つけることもあります。4.かかりつけ医の診察やレントゲンなどでCTやMRIによる検査が必要なときに、くまもと県北病院のCTやMRIが撮影の窓口になります。このように放射線科医は皆さまの目の届かないところで診断や治療を陰から支えています。

問合せ:地方独立行政法人 くまもと県北病院
【電話】73-5000

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