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金栗さんの功績 今に

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熊本県玉名市

■筑波大学によるオンライン授業開催
7月14日、玉名市「いだてん」地域振興協議会が、金栗スピリットを生かすプロジェクトの教育分野の一環として、玉名高等学校と同附属中学校の生徒(約740人)を対象に、筑波大学教授によるオンライン授業を開催しました。講師は、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」でスポーツ史考証を務められた、筑波大学体育系助教大林太朗(おおばやしたろう)氏です。
今回のオンライン授業は「金栗四三(かなくりしそう)の足跡を辿る:大河ドラマ『いだてん』時代考証の現場から」がテーマ。金栗さんが出場した三度のオリンピックについて、日記や筑波大学の資料をご紹介いただきながら、当時の時代背景やオリンピックに出場する偉大さなどをお話しいただきました。参加した同校生徒会長の谷口颯汰朗(たにぐちそうたろう)さんは「講義の中で紹介された金栗先生著書のランニングは知らなかったが、スポーツ黎れいめい明期に、食事や普段の生活を非常に心掛けられていたと知り、自分を律する勤勉な姿勢にあらためて尊敬した」と感想を述べました。

■「玉名型ウェルネスツーリズム」モニターツアー開催
7月15日、同協議会が高齢者を対象とした日帰りモニターツアーを開催しました。今回のモニターツアーは、同協議会が推進する「玉名型3つのツーリズム」のうち「玉名型ウェルネスツーリズム」の取り組みであり、今回で4回目。熊本市などからモニター24人が参加しました。
今回のモニターツアーを開催した同協議会事務局は「ツアーの中に、大学生が行う健康教室を盛り込むといった新たな旅行商品なので、今後はさらなる磨き上げを図ります」と意気込みを語りました。

□九州看護福祉大学との連携
福祉や医療を学ぶ九州看護福祉大学のサークルのひとつであるスポーツサポートチーム「Iris(アイリス)」の学生14人の協力のもと、高齢者の受け入れやおもてなしを行う上で必要な課題を洗い出す事を目的に開催。

□玉名型ウェルネスツーリズムとは
金栗さんが実践した「女性・障がい者スポーツの振興や健康マラソンをはじめとする健康づくり」などの取り組みを生かし、性別や年齢、障がいの有無に関係なく、誰もが楽しむことのできる旅行のことです。

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