●PROFILEプロフィール
・ジェイテクトSTINGS愛知所属
・1999年2月22日生まれ
・荒尾市出身
・鎮西中、鎮西高校、早稲田大学卒業
・身長/体重:190cm/86kg
・ポジション:オポジット
■子どもたちとバレーの楽しさに触れた2時間
8月23日、パリオリンピックに出場したバレーボール男子日本代表の宮浦健人(みやうらけんと)選手(ジェイテクトSTINGS(スティングス))が玉名市総合体育館を訪れ、市内のバレーボールクラブとの練習会が行われました。「玉名ジュニア男子」「玉名ジュニア女子」「玉名ヤング」に所属する小中学生とクラブ卒業生の約80人が参加。宮浦選手によるパス練習や子どもたちへのアドバイスなどに加えて質問コーナーも設けられ、充実した2時間を過ごしました。
宮浦選手は荒尾市出身の25歳。小学2年生のとき玉名ジュニアでバレーボールを始め、鎮西中学に進学後も週末は玉名での練習を続けました。当時から監督を務める髙谷健也(たかたにけんや)さんは「小学生のときの健人は比較的小柄で目立つタイプではなかった。中学に上がると身長も30センチほど伸び、持ち前の器用さを生かしてどんどん実力を付けていった」と話します。3度の全国優勝を誇る鎮西高校では3年時に主将を務め、早稲田大学に進学。社会人2年目からはポーランドとフランスのチームでプレーし、攻撃力に磨きを掛け、世界トップクラスの選手へと上り詰めました。
今回、オリンピック後に初めてバレーボールに触れた宮浦選手。オリンピックでも存在感を放ったアタックとサーブを打ち込み、体育館中にその力強い音が響くと、参加者からは驚きと喜びの声が。髙谷さんは「オリンピック選手の力を間近で見て、子どもたちの良い刺激になるとうれしい」とその様子を見守りました。宮浦選手は「玉名がバレーボールキャリアの始まりの場所。ここでの縁がなければ今の自分はないと思う。当時の自分がそうだったように、子どもたちにもバレーを楽しんでほしい」と頬を緩ませ「自分は常に成長を求めて、日々の積み重ねを意識している。子どもたちにも『積み重ねていくこと』を大事にしてほしいし、苦しいことも糧にして一緒にバレーボール界を盛り上げていけたらいいなと思う」と子どもたちにエールを送りました。
*髙谷健也(たかたにけんや)さん(73歳)
バレーボールクラブ「玉名ジュニア男子」「玉名ヤング」の監督バレーボールの指導歴は50年を超える。
■玉名ジュニアの子どもたちに聞きました!
「みんな技術ができていてすごい。将来が楽しみ!」と宮浦選手に言われた子どもたち。この中から世界で活躍する選手が生まれるかもしれません!
Q.宮浦選手と練習した感想は?
・東煌翔(ひがしきらと)さん(八嘉小6年、本紙11ページ写真(左))「緊張してドキドキした。宮浦選手のアタックの回転がすごかった!」
・日野篤希(ひのあつき)さん(築山小6年、本紙11ページ写真(右))「宮浦選手からのパスは、ずしっと重たくて感じたことのない感触。返すのが難しかった」
Q.今後の抱負は?
・キャプテン・大森龍ノ助(おおもりりゅうのすけ)さん(大浜小6年、本紙11ページ写真(左))「次の世代に全国大会に出場してほしいと思う。下級生たちとそのための練習を頑張りたい!」
・副キャプテン・島本凰凱(しまもとおうがい)さん(横島小6年、本紙11ページ写真(右))「自分には常に課題がある。中学でもバレーは続けたい」
・矢浦廉蔵(やうられんぞう)さん(築山小6年、本紙11ページ写真(中))「宮浦選手のレシーブを実際に見て、誰よりもうまくなりたいと思った。日本代表になれるよう頑張りたい!」
*詳細はYoutube「熊本県玉名市公式チャンネル」をご覧ください!
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