玉名市の皆さん、こんにちは!地域おこし協力隊の中島です。
地域おこし協力隊着任から早1年が経過し、今回、私の活動について報告する機会をいただきました。私の活動のテーマは「天水地区の活性化」で、その中でも私が力を入れている「大学連携」の取り組みについて2つ報告します。
(地域おこし協力隊 中島健太(なかじまけんた))
(1)産学官連携で「天水みかん」のPR!
熊本学園大学商学部の吉川ゼミと連携して天水での商品開発に取り組んでいます。天水にはミカンやイチゴ、トマトなどさまざまな特産品がありますが、今回はミカンを使ったオリジナルの(1)アイスクリーム、(2)スムージー、(3)焼き菓子の3つの開発を進行中です。8月20、21日には1泊2日でゼミ生の皆さんに合宿に来てもらい、事業者の皆さんとの商品の試作に取り組みました。
当日は、試作した商品のコンセプトやプロモーション方法をゼミ生と事業者と協議をしました。そして10月現在、引き続き商品化に向けて活動しています。
今後の計画として、年末にかけて(1)草枕温泉てんすいでのアイス販売開始、(2)郷◯市でのミカンスムージーキッチンカー販売会、(3)熊本市「白川夜市」での焼き菓子販売会を計画しています。ぜひ、皆さんにもご賞味いただければと思います!
(2)天水ならではの学びと、学生ならではのアウトプットを!
熊本県立大学「もやいすと育成プログラム」(以下、もやいすと)の一環で、天水地区でのフィールドワークと成果発表会を実施しました。もやいすとは、「地域づくりのキーパーソン」育成を目指す熊本県立大学の中核を成す教育プログラムです。この一環で、9月20日に1年生約90人が天水地区で3つのチームに分かれて活動し、フィールドワークで見つけた地域課題と解決策を9月26日の成果発表会で発表しました。
9月20日のフィールドワークでは、(1)ミカン農家との農業体験と交流、(2)地域の人とのまち歩きand天水中学校との合同プログラム、(3)天水地区での模擬観光と職員との交流の3チームに分かれて活動。
フィールドワークをした学生は「実際に来てみると景色も良く最高だった。それなのに今まで天水のことを全然知らなかった」「ネットで調べるだけでなく、実際に町を歩いて地域の人に話を聞くからこそ実感が得られた」と話し、天水に来たからこその学びを得てもらうことができたのではないかと思います。
そして、9月26日の成果発表会ではグループごとにまとめたフィールドワークの成果をポスターセッション形式で発表し、参加した地域の皆さんから質問も飛び交い、活気のある発表会となりました。
◎今回の取り組みを皮切りに、さらに熊本県立大学や熊本学園大学との連携を深め、地域の皆さんと学生で連携した取り組みを増やしていきたいと考えています。今回の2つの取り組みをはじめとした日々の活動状況や、玉名や天水での暮らしについてInstagramで発信していますので、ぜひご覧ください!また、熊本学園大学吉川ゼミの天水活性化プロジェクトの活動状況やイベントの告知もInstagramに投稿していきます。こちらもぜひご覧ください!
今後も地域と関係人口の皆さんと協力して天水地区の活性化に取り組んでいきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!
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