水質事故の原因の多くが、不注意による油の流出です
冬場は、家庭や農業漁業施設の暖房設備の使用により油を扱う機会が増えますので、特に注意が必要です。ひとたび油の漏えい事故が起きると、河川や地下水、生活用水、農業用水に汚染が広がり、地域の人たちの生活環境を悪化し、農作物や魚介類に大きな被害が生じることにもなります。また、事故の原因者にとっても、流出した油の回収や復旧作業、さらには損害賠償への対応など、人的負担・経済的負担も免れません。
■日々の点検を欠かさないように
・設備が腐食したり老朽化していないか。
・配管の接合部にゆるみやひび割れがないか。
・油の減り方が早くないか。
・防油堤の水抜口は閉めてあるか。
■作業時など、しっかり注意・確認!
・給油する時は目を離さない。
・耕うん作業などで配管部分などを損傷しない。
■もし油の漏えい事故が発生したら
発見したら、すぐに通報しましょう。
また、流出箇所のせき止めなど、流出が拡大しないよう自分でできる措置をお願いします。
通報先・問い合わせ先:
環境整備課【電話】75-1118
有明広域消防本部【電話】71-0119
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