文字サイズ
自治体の皆さまへ

編集後記

46/59

熊本県玉名市

■9月は県外まで[推し]のライブへ。どの会場で観ても包まれる多幸感。大好きな音楽を大音量で体いっぱいに浴びて、心身が満たされた帰路に飛び込んできた衆議院総選挙のニュース。一番楽しみにしていた公演日とまる被りでした。がーん。音楽は人生を彩ってくれます。時には背中を押すことも撫でてくれることもあるでしょう。玉名市にもそんな音楽に触れる[玉名市民音楽祭]があります。本紙裏表紙56ページをご覧ください。

□皆さん[ほうき星]と聞いて何を思い浮かべますか?ほうき星とは[彗星]のことで、私の記憶にある彗星は2014年ラブジョイ彗星と2020年ネオワイズ彗星です。
しかし見に行ったことがなく、ことし10月12日に紫金山(ツーチンシャン)・アトラス彗星が地球に最接近したとニュースで知り、次の日天水の山上まで見に行くことに。肉眼ではぼんやりとしたものでしたが、初めて見た彗星に感動。地球の外で起きる規格外の現象に思いをはせる時間になりました。(紗)

■今月は巻頭のこども家庭センターの特集を担当。12人の皆さんに取材をし、2人の子育てをしている身としては、どのお話も心に響くものがありました。育休中、イヤイヤ期真っ只中の長男と抱っこを嫌がるのにまだ歩けない次男の2人を自宅保育しているころ。スーパーで、抱っこ紐の中で暴れる次男を抱えて「これほしい」と何でもベタベタ触る長男の手を引きながら買い物かごを持っていると、男性が「大変やん。よく頑張ってるよ。これ使いなよ」とカートをわざわざ持ってきてくださったことがあります。子育ては周囲で当たり前になされていることで、母として特別なことを何もしてあげれていない自分に自信を失っていたので、その一言に涙がぼろぼろあふれました。「私、ちゃんと頑張れてるんだ」と思えました。楽しいことや面白いことと同じくらい大変なことも多い子育て。それぞれ立場の違う12人の皆さん、そして玉名市こども家庭センターの思いが詰まった特集です。ぜひご一読ください。(梨)

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU