■林慧諭さん、彭筱娟さん 玉名市魅力発信大使に選任
*玉名市魅力発信大使とは
本市の魅力を国内外に広く発信し、本市への興味・関心の喚起や来訪者増、地域活性化などを目的に設置された本市の「公式アンバサダー」です。
10月25日、本市と台湾の懸け橋として活躍いただいている林慧諭(リンヘイユ)さん(日本台湾文化芸術交流会名誉会長)、彭筱娟(ホウレイナ)さん(日本水神(すいしん)株式会社副社長)のお二人に「玉名市魅力発信大使」を委嘱しました。
林さんは日頃から日本台湾文化芸術交流会のSNSや、その広い人脈を生かして台湾国内で本市のPR活動をしていただいています。本市で開催される国際芸術祭や横島いちごマラソンツアーへの台湾からの動員にも貢献。また、玉名国際交流協会とも交流を重ねておられます。そんな林さんが持つ独自のネットワークを生かし、台湾に加え世界のさまざまな地域に向けた本市の魅力発信を推進していただくため、今回の大使選任の運びとなりました。
彭さんは本市在住。日頃から、台湾との交流や情報発信について相談に乗っていただいています。自身が勤める企業の台湾本社からの協力もあり、本市と台湾との企業間交流についてもご助力いただいています。また、桃園(とうえん)市政府や竹北(ちくほく)市公所といった台湾の行政機関と本市とのパイプ役として、今後の交流について両市との協議を重ねられていることから、今後とも本市と台湾との懸け橋として魅力発信の力となっていただくべく、今回の大使選任の運びとなりました。
今回の大使選任を受け、林さんは「玉名市の景色と温かい人々に魅了された。玉名の豊かな文化や自然を台湾で発信し、文化・芸術、教育面での交流を図りたい」と、また、彭さんは「玉名市に住んでいる立場から、台湾との仲介役としてマラソン交流する都市の拡大などに力を入れたい」と意気込みを語りました。
□日本台湾文化芸術交流会名誉会長 林慧諭(リンヘイユ)さん
台湾嘉義(かぎ)市生まれ。ピアノ教師を務めた後、台湾の文化教育、音楽、芸術を世界に広める活動に尽力し、世界各地で台湾の多様な魅力を紹介している。台湾嘉義市茶文化教室元国際顧問。現在は台湾嘉義西園雅集茶道教室国際顧問、日本台湾文化芸術交流会の名誉会長。
林さんは、令和元年2月に本市がインバウンド事業で造成した横島いちごマラソンの台湾向けツアーに参加して以来、本市を気に入っていただき、コロナ禍で往来ができなくなった期間も市との交流が続いていました。昨年12月に藏原(くらはら)市長がマラソン交流のため訪台した際に会談し、林さんから玉名市国際芸術祭の提案をいただき、ことし7月、本市にて第一回玉名市国際芸術祭の開催に至りました。台湾高雄(たかお)市の小学生を中心とした出演者と保護者・指導者合わせて75人が来日して玉名市内に宿泊するとともに、林さんの出身地である嘉義市の小学校からも絵画の出展をいただきました。
今後も文化芸術、教育関係といった林さん独自のネットワークを生かして本市の魅力発信を推進していただきます。
□日本水神株式会社 彭筱娟(ホウレイナ)さん
平成29年5月、台湾企業を母体とし、ミネラルウォーターを生産するため本市石貫に設立された日本水神株式会社。その副社長として会社を運営する彭さん。本市に立地する企業として地元貢献をとの思いから、昨年4月から毎年1万本のミネラルウォーターを市に寄贈され、必要な支援に役立てられています。
同年には、彭さんの尽力により、台湾にてスポーツ大会を運営する社団法人台湾体育運動競技協会、日本水神株式会社、玉名市の三者にて「マラソン大会交流連携協定」を締結し、本市と台湾とのマラソン交流が始まりました。また、12月の市長訪台時には彭氏の出身地、台湾竹北市にも本市を紹介いただき、今後の交流について両市にて協議を進めているところです。
さらに、ことし9月には、日本水神株式会社本社の協力の下、台湾桃園市にて玉名市企業誘致説明会を開催することができました。今後とも玉名市と台湾の懸け橋として魅力発信の力となっていただきます。
◆台湾 TAIWAN
首都:台北市(タイペイ/たいほくし)
面積:35,980平方キロメートル(九州と同程度)
人口:約2,342万人
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