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私なりに見つめる玉名

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熊本県玉名市

〜 台湾出張に、行ってきました 〜

玉名市と台湾桃園市。それぞれが開催するマラソン大会に、お互いの地域のランナーが参加する〝マラソン交流〞が始まりました。その最初の取り組みとして、市は昨年月、桃園市で開催された「桃園国際シティハーフマラソン大会」に合わせてマラソン交流を記念した観光ツアーを実施し、市役所を発着する4日間の日程でランナーと応援者合わせて人が参加。私も台湾に渡って、大会や藏原市長のトップセールスを取材しました。

■新竹市・竹北市訪問
桃園市から車で約1時間移動して台湾のシリコンバレーと呼ばれている新竹市で体育施設を見学。車窓からは開発が進む街並みが見られました。その後、竹北市役所を訪問して互いの町の観光やスポーツを紹介。竹北市は約20万人が住むまちでTSMCの従業員も多く暮らしています。

◎玉名市と竹北市は、スポーツや芸術活動が盛んな点が似ている。今後も交流を図りたい。(竹北市/鄭朝方(テイチョウホウ)市長)

■大会前日記者会見
桃園市内のホテルで桃園国際シティハーフマラソン大会(台湾体育運動競技協会主催)の前日記者会見に出席。地元メディアも多数取材に駆け付けていました。会見では、藏原市長と共にタマにゃんもステージに上がり市を。タマにゃんにとっては、これが初めての海外活動です。

◎私は元ランナーで、金栗四三を尊敬している。玉名市のマラソン大会を見習いたい。(台湾体育運動競技協会/林義傑(リンギケツ)会長)

■日本水神株式会社の簡社長などと会食
日本水神株式会社は、玉名市石貫で飲料水の工場を構えている会社で、桃園市に半導体関連の親会社があります。簡社長は「玉名市には良質な水があっていつもお世話になっている」として「日本と台湾のマラソン交流を円滑に進めるのに貢献したい」と話しました。

◎日本と台湾の架け橋になれるよう、玉名市から要望があれば全力で支援したい。(日本水神株式会社/簡忠誠(カンチュウセイ)社長)

12月22日、藏原市長は台湾体育運動競技協会と日本水神と玉名市の3者でマラソン大会を通じて交流する協定を結びました。競技協会は、桃園マラソンに玉名市民が無料で参加できる出場枠を用意し、日本水神が大会に飲料水を提供。市は、優勝選手を玉名で開催するマラソン大会(玉名いだてんマラソンなど3大会のいずれか)に招待します。

桃園国際シティハーフマラソン大会は、ハーフマラソン・キロ・4キロの3部門。ツアー客からはハーフマラソンに4人、キロに2人が出場し、大会全体としては、約3千人のランナーが集結しました。スタートは午前6時。発着地点の桃園市立陸上競技場で、藏原市長もスターターを務めました。どのコースも市街地から郊外へ抜けるアップダウンの激しいコース。ランナーたちは、頑張れを意味する「加油(ジャーヨウ)」の声援を受けながら力走しました。また協定に基づいて、台湾からハーフマラソン参加で最上位だった選手を表彰し男女各位に「金栗賞」のトロフィーを手渡しました。

■日本台湾文化芸術交流会
台湾の音楽や文化・芸術を日本へ発信している民間団体「日本台湾文化芸術交流会」林慧諭名誉会長などと懇談しました。

◎7月に玉名市で国際音楽祭を計画していて今後は全世界の音楽が集まる機会にしたい(日本台湾文化芸術交流会/林慧諭(リンヘイユ)名誉会長)

■台湾熊本会
台湾熊本会は台湾に住む熊本にゆかりがある人たちで構成された団体。現在4代目会長を務める本村結城さんは、玉名高校出身です。

◎私は台湾で焼肉店事業を展開している。玉名の農産物を台湾にも届けたい。(台湾熊本会/本村結城(ほんむらゆうき)会長)

■台湾ショッピングセンター・商業不動産協会
台湾の中小企業関係者や飲食店関係者でつくる団体。「熊本は生活や考え方が似ている」と話していました。

◎熊本は、昔の新竹市に似ていて、JR新玉名駅の開発の進捗に興味がある。(台湾ショッピングセンター・商業不動産協会/蔡明璋(サイメイショウ)理事長)

◆地域おこし協力隊 種子島奈里
取材をしながら、私も沿道から応援。「加油」と言うと、皆さん笑顔で手を振り返してくれました。
今回の出張では、マラソン大会と市長のトップセールスだけでなく交流ツアーに参加した皆さんの観光の様子も取材してきました。

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