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スクールバスの運行見直し

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熊本県玉名市

■玉名市スクールバス運行検討委員会が答申
2月19日、玉名市スクールバス運行検討委員会の井上加寿子委員長から玉名市スクールバスの運行見直しについての答申がなされました。同委員会は、児童の安心安全面の確保、児童の運動能力・体力づくり、学校間の格差解消を目的とし、令和5年7月に設置。学識経験者や学校関係者、PTA、地域の代表など13人で構成され、本市のスクールバスの運行を見直すための協議を行ってきました。
*玉名市スクールバス運行検討委員会委員名簿は、紙面又はHPでご覧ください

■同委員会からの提案事項について(答申内容の一部を抜粋)
1.通学距離の基準
基本を「通学距離が4キロ以上の児童で教育委員会が認めるもの」とし、「統合校は通学距離がおおむね3キロ以上の児童で教育委員会が認めるもの」とすること。

2.利用者の範囲の指定方法および距離の測定方法
利用者の範囲は、登校班を単位とし、併せて登校班の集合場所から学校までの通学路の距離(道のり)を測定方法とすること。

3.配慮が必要な条件
傾斜角度が大きい山間部においては、勾配6%以上の場合に通学の負担が大きいと考え、6%以上の坂道が1キロ以上ある場合には、基準とする距離を1.5で割り、距離を定めること。学年別要件は設けないが、今後少子化の影響から児童数の著しい減少が見受けられる場合は検討をすること。また、通学路上の安全面が不十分な箇所については、原則、保護者や地域住民の見守りなどにより対応すること。

4.検討内容を踏まえた実施時期
スクールバスを利用できる児童の基準を見直すことにより、スクールバスで通学している児童が徒歩通学に変更になる地域が出てくるため、保護者や地域の皆さんへ周知いただきたい。周知を含む移行期間に1年程度要すると考えられることから、令和7年4月からの実施としていただき、加えて、現在スクールバスを利用している児童については、数年間の経過措置を設けるなど配慮していただきたい。

玉名市教育委員会では、この答申に基づいて方針を定め、該当学校区の保護者に対し説明会を開催するなど、丁寧に進めていきます。
*詳しい答申内容は市ホームページ「玉名市スクールバス運行検討委員会答申内容について」をご覧ください。

■玉名市スクールバスの運行に関する問い合わせはこちら
問合せ:教育総務課
【電話】75-1133

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