■子どもたちの国際化・情報化の育成を目指して
玉名市と高雄市(台湾)の小学校がオンラインで交流事業
2月27日、本市の玉水小学校、小天小学校と高雄(たかお)市(台湾)の忠孝(ちゅうこう)小学校の3校を結んでのオンラインによる交流会を実施し、いずれも6年生の玉水小18人、小天小23人、忠孝小25人が参加しました。この交流会は本市と市教育委員会が主催するもので、本市と台湾の子どもたちの交流を通じてグローバル人材の育成やICT機器の積極的な利活用を図ることを目的に開催。
交流会では、台湾のスタートアップ企業「ユニージム」が開発した運動アプリを活用しての体育を通じた交流や、市内の名所、特産品などを互いに紹介し合ったり、同じ漢字でも日本と台湾で意味が異なるクイズを出し合ったり互いの文化について触れるなどし交流を深めました。
■ヒラメの稚魚を鍋松原海岸に放流
熊本県建設業協会玉名支部 地域貢献活動
4月27日、岱明町鍋松原海岸で熊本県建設業協会玉名支部が地域貢献活動「魚の放流」を行いました。この取り組みは同協会が地元漁協の協力の下、有明海の水産資源の回復を目的として平成21年度から実施しているもの。当日は関係者のほか、地元小学生親子ら約100人が参加。新型コロナの影響で令和2年からは同協会単独での実施でしたが、今回実に5年ぶりに子どもたちも参加しての開催となりました。
この日用意されたのはヒラメの稚魚5,400匹。稚魚の入ったバケツを受け取った子どもたちは思い思いに海に入りながら「大きく成長して戻ってきてほしい」との願いを込めて放流しました。熊本県建設業協会玉名支部長の中川徹治(なかがわてつじ)さんは「将来この海に成長して帰ってくるヒラメを、多くの子どもたちが地産地消としてたくさん食べる食育の一環になれば」と、この活動への思いを語ります。
また、岱明漁協の廣田義治(ひろたよしはる)理事組合長は「地球温暖化などにより最近魚が採れなくなっている。稚魚の放流は地元に魚が潤うこと。ヒラメが繁殖・生育できる海になってほしい」との期待を述べました。
■金栗トロフィーがつなぐ交流の絆
「第32回金栗記念選抜陸上中長距離大会」に金栗トロフィー寄贈
4月13日、熊本県民総合運動公園陸上競技場(えがお健康スタジアム)において開催された「第32回金栗記念選抜陸上中長距離大会」で、市長が一般財団法人熊本陸上競技協会の河村邦比児(かわむらくにひこ)会長に金栗トロフィーを寄贈しました。
金栗記念選抜陸上中長距離大会は「日本マラソンの父」と呼ばれる金栗四三(かなくりしそう)さんの功績をたたえ、その教えを広く伝えるとともに選手強化を目的として開催され、これまで日本陸上競技中長距離界の発展に大きく貢献しています。
市長は「この大会から金栗先生のように世界に羽ばたいてほしい」と選手にエールを送りました。この金栗トロフィーは本大会の最優秀選手賞として贈呈されるもので、田中希実(たなかのぞみ)選手に贈呈されました。
■企業立地協定 締結!
株式会社京写 九州工場製造設備増設を決定!
3月21日、株式会社京写と工場増設に関する立地協定を締結しました。本市の誘致企業である株式会社京写九州工場はプリント配線板、実装搬送治具の製造・販売を手掛ける会社です。
このたび、着工される増設計画は新たに金属基板加工設備を導入されます。主力のLEDライト関連などの基板に加え、需要の伸びが見込まれる自動車用ヘッドライト、パワー半導体向け基板の製造体制を構築します。
令和6年10月生産開始の予定です。
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