地域おこし協力隊 種子島奈里
「あつい」が口癖になる夏がやってきました!私は南の島育ちなのでこの季節が大好きですが、熊本の夏は湿度が高くて、少し外出するだけでどっと疲れますよね。今月は、そんな疲れを吹き飛ばして目から元気をくれる夏の花を取材しました。
■花を見て、心和ませて
滑石に新たなスポットが誕生しようとしています。場所は国道501号沿い。「地域を元気にしたい」と、ひまわりが植えられました。これは、滑石地区が今年初めて取り組んでいる「滑石町花いっぱい運動」の一環で、2年がかりのプロジェクト。滑石支館長の田上民男さんを中心に、住民やまちづくり組織のボランティア約30人が協力しています。
今年は、沿道450mを黄色いひまわりで彩ろうと、作業は5月下旬の草刈りから始まり、耕作をして6月下旬には8000粒の種が撒かれました。花が咲くのは8月下旬ごろを予定。「次は1km」と、早くも皆さんは来年を見据えて意気込んでいます。
□滑石支館長 田上民男さん
仕事を引退してから「人の役に立ちたい」と強く思うようになりました。まずは生まれ育った滑石を盛り上げたくて、国道を花で彩ることに挑戦。園芸は素人集団ですが、花が咲くと信じて手を取り合って行動したことで、住民の結束力が強まったと実感しています。駐車場(滑石2483)もご利用いただけますので、写真を撮ってお楽しみいただけると嬉しいです。
車の往来には、気を付けてくださいね。
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