消費生活QandA

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■第76回のテーマ
「買い取り業者にご用心!」

(安しんた君)
おばあちゃんの家にリサイクル業者から、「いらなくなった洋服や靴を買い取りに伺います。」って電話がかかってきて、明日その業者が来るんだって。古い靴を買い取るって変だよね?
(すもっちゃん)
そうね。今、リサイクル業者から、「不要品なら何でも買い取る。」と電話があり、業者が訪問してきた時に無断で家に上がり込んで大切にしていた指輪やネックレスを無理やり安く買い取って行ったという訪問買取トラブルが問題になっているわ。おばあちゃん一人では対応しないほうがいいわね。
(安しんた君)
そうなんだ。業者が来る時、誰か一緒にいたほうがいいんだね。ほかに気を付けることを教えて。
(すもっちゃん)
業者が訪問してくるのが心配なら、まずは電話の時点で断るのが一番ね。来てもらう場合は次のことに気を付けて。
(1)訪問してきた業者名・担当者名・電話番号等を聞いて、メモしておく。
(2)業者は、事前に売ることを承諾した品物以外買い取ることは禁止されているので、電話で言われたもの以外、また売るつもりのないものは見せずにきっぱり断る。
(3)もし売るときは、領収書・売った品物の種類や特徴・売った金額・クーリングオフ制度等について書かれている法定書面をもらう。クーリングオフができる場合があるので困ったときは、すぐにセンターに相談するといいわ。
※売却の契約をしてもクーリングオフ期間内は事業者に対して物品(一部対象外)の引き渡しを拒むことができます。

町の消費生活相談窓口(総務課)【電話】85・3111
玉名市消費者生活センター【電話】0968・75・1422