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自治体の皆さまへ

ふれあいの丘 みんなの保健室

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熊本県玉東町

■つながる手帳『はぴねす』
『はぴねす』とは「幸せ・喜び」という意味です。
一日一日、一人ひとりが「幸せ・喜び」を積み重ねつながりあいながら、町全体に「幸せ・喜び」が大きく膨らんでいくことを願っています。

11月 November 2024

■共生社会
大人マナビ講座SP企画『さをり織り』~ゆっさんご(天草)~
昨年開催した大人マナビ講座の参加者アンケートでご意見の多かった「ものづくり」を体験しました。
・『さをり織り』とは…
均一に織るのではなく、感じるままに好きなように織る織物で「差」を「織る」という意味があります。

・とおして、踏み変えて、パタン…
笑い声とともに想いを込めて、好きに、自由に織る時間はあっという間に過ぎました。
「みんな違ってみんないい」この体験をヒントに玉東町の共生社会作りへ取り組みたいと思います。

■今のままで大丈夫? LDLコレステロール高値
※詳しくは本紙をご覧ください。

■地域の宝 人生100年時代『自分を生きる』
その一声でみんなが動く。信頼される地域のリーダー✧原倉西(西原)に暮らす藤木キミヨさん(95歳)。
キミヨさんの仲間は、74歳~85歳!公民館に集まって、にぎやかな笑い声が聞こえてきそうです。
皆さんが元気で自分の役割を持ちながらこの町で暮らし続けることができるような体制づくりに取り組んでいます。
今回は、自分の決めた生き方を地域の仲間とともに楽しみながら過ごされているキミヨさんから健康長寿のヒントを得ていきたいと思います。

「若い頃はぴしゃっとせんとすかんだった。今は控えとる。年寄ってから憎まれることはせんがよか。」

▽幼い頃
7人兄弟の3番目で長女。夢は「学校の先生」。女学校に行きたかったが…
・そーん元気 おてんばだった

▽16歳
兄達が戦争へ。父親と百姓(農業)「昔は人の力だけで何でもしていた」
・もう百姓は絶対せん!と思うほど頑張った

▽結婚
原倉西 西原地区へ。自ら手を挙げて嫁入り。結婚当時、ご主人は大工見習で貧乏を経験したが、独学で一級建築士を取得。「実家の近くに嫁ぎ、米を分けてもらって助かった」

▽35歳
若い頃頑張った分、あとは好きなことをするため運転免許を取得。女性で運転する人は少なかった。日本1周しようと話したことも♪玉名市で洋裁を11年間習う。
・ツーピース スーツもお手製

▽趣味
花つくり…花の本を定期購読していた。ご飯作りを忘れるほど夢中に。
読書…ろうそくを立てて夜中まで。恋愛ものはすかんだったけど、今でも本は好きです。

▽90歳 自己決定
一人暮らし中に圧迫骨折。自宅だと動いてしまうため、自分で知り合いに連絡し町内施設へ相談、入所し、10日後に見事復活!
・自宅で過ごしたい。自分で決める!

▽地区の後輩(85歳)より まとめ役
「○○ちゃんがテキパキ動いてくれるけん、一緒に楽しくできとるよ。」と藤木さんから言ってもらいました。

▽西原地区 居場所
西原地区の粘土質の土壌は雨でも固くならず、雨降りでも作業ができたから休みはなかった。
「西原はがまだすところ」
・今も5時半から7時半までクワ持って畑仕事。「きつかけんてせんとくせになる。自分のためにしよる。」

~西原の仲間たち~
昼になると、自宅に代わる代わる人が来てくれる。それなら、公民館を借りよう!と、現在は3日毎に公民館に集合!!

ずっと一緒に生きてきた仲間たち。
お互いを認め、立てての素敵な人間関係!

問い合わせ先:
保健こども課 保健係【電話】85・3135
福祉課 地域包括支援センター【電話】85・6242

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