人権つうしん こころ

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■こどもの権利条約(けんりじょうやく)(児童(じどう)の権利(けんり)に関(かん)する条約(じょうやく))
〜こどもの権利条約って?〜
全世界のこどもたちが幸せに毎日を暮らせることができればいいと思いませんか。しかし、世界には食べ物がない家族、戦争・紛争・災害で学校に通えないこどもたちがたくさんいます。日本でも大人にひどい目にあわされたり、嫌なことをされたりするこどもたちがいます。そのようなこどもたちがいることから世界の国々の責任として、こどもの権利を守っていくために1989年に作られたのが「こども人権条約」です。そして、こどもの権利条約では、次の四つを大前提としており、しあわせに生きていくためには大切なことばかりです。

1.差別されない
人権や性別、使う言葉、信じている宗教、親がどのような人か、障害の有無など、どのような違いがあっても差別されません。
もし、あなたが差別されて苦しんでいるなら助けを求めてください。

2.あなたが一番
大人は、「あなたにとって最もよいことは何か」をいつも考えなければなりません。
あなたの人生は、大人の都合だけできめられてよいものではありません。

3.守られる命
全てのこどもには生きる権利があります。
あなたは、すこやかな成長のために、十分な教育や支援を受けることができます。

4.意見は大切
あなたの意見は、あなたの年齢や成長に応じて、しっかりと尊重されます。
意見があれば、伝えましょう。

◇日本の取り組みについて
1994年にこの条約を批准し、法律や政策を整備しました。例えば「こども基本法」では、こどもの声を聴くことが重要視され、こどもたちが安心して成長できる社会を目指すと共に、私たちがこの条約を理解しこどもたちの権利を守るために行動することが求められています。こどもの条約だから、大人には関係ないではなく大人もこの条約に書かれていることを理解して、守っていかなければなりません。

■玉東町人権・「同和」教育推進協議会研修会
8月27日、玉東町中央公民館で玉東町人権・「同和」教育推進協議会研修会を開催しました。
「女性の幸せが地域社会を明るくする」をテーマにお話しいただき女性の幸せと安全を阻んでいる問題点をいろいろな角度から知ることができました。特に女性に対する性暴力の実態と被害者支援への取り組みについて、現状をたくさんの人に是非知ってほしいと思う研修会になりました。