■第9回 スパイスの魅力
スパイスはスリランカ料理において必需品。歴史にも深く関わっています。
◆スリランカの歴史はスパイスと共に
シナモンやクローブ、黒胡椒…。ヨーロッパの料理でも頻繁に使われるスパイスたち。スリランカは、スパイス貿易によって世界の多くの地域と繋がりを持ってきました。古代には、ギリシャ人・ローマ人・アラブ人との貿易をし、15世紀半ばごろの大航海時代にはヨーロッパ各国が香辛料を手に入れるためスリランカにやってきたそうです。
日本でも肉料理やスープに使ったり、スパイスカレーを作ってみたりと、少しずつスパイスが浸透してきていますよね。
ところで、皆さんはスパイス(粉)になる前の見た目を知っていますか?
◆スパイスいろいろ
・洋菓子にもよく使われるシナモンは木の樹皮!
・ターメリックは日本ではウコンとして知られてますよね。写真はターメリックの花。
・日本ではパクチーとして有名なコリアンダーは種もスパイスとして使われます。
・チョコレートの原料、カカオの木もあります。
※詳しくは本紙をご覧ください
▽スパイスは薬
スリランカ発祥の東欧医学「アーユルヴェーダ」では、スパイスは薬として扱われているそうですよ!
(玉東町地域おこし協力隊 稲井萌実)
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