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新庁舎ー始動ー(2)

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熊本県玉東町

■新庁舎4つのコンセプト

これまで多くの人から寄せられた「役場は寄りにくい」という声を受け、新庁舎には「あるまちスペース」を設け「役場庁舎と民間テナントの融合」など「寄りやすい庁舎」を目指しました。

▽自然を感じるあるまちアリーナ
2階の南側には自然を感じながら1階を眺められるアリーナを設けました。新庁舎前広場を使ったイベント時の利活用も可能です。

▽あるまちスペース
各階に憩い・交流できるスペースを設けました。
1階は外構整備完了後には町内循環バスの待合室としても利用できます。
2階はキッズスペースを設け授乳室を併設、子育て世代も安心して来庁することができます。
※あるまちとは昔の玉東の言葉で「皆(みな)」を意味します。

▽民間テナント
役場庁舎と民間テナントが融合して賑わい創出を図ります。

▽玉東町産の木材
各課前のカウンターに張った木材パネルは全て玉東町産の木材を使用しています。

▽職員と同じ視点で
旧庁舎では「職員に見下ろされている感じがする」との声が多く寄せられていた段差を解消。見通しと通路幅を確保した空間設計としました。

▽賑わいを創出
今後、旧庁舎の位置に整備を進めていく駐車場はイベント利用なども想定した空間とし、新庁舎をまちづくりの拠点として機能させます。


あらゆる災害に強い安全で強固な建物となっています。災害時に災害対策本部としての機能を発揮できる大会議室を設けています。また、発電機と蓄電池を備えたことで電力確保に関する不安を払拭しました。これからの長期にわたり地域住民の安心安全を確保します。

▽強靭な造り
新庁舎の地下12メートル付近の安定した支持地盤に計79本の杭を打ち込んでおり、耐震性の高い庁舎となっております。

▽迅速な災害対応
新庁舎3階部分に大会議室を設けたことにより、災害対策本部としての機能がより強化され、迅速かつ安定した体制を敷くことを可能にしました。


車いすでの通行を想定した通路幅の確保と段差の解消を行いバリアフリー庁舎となっています。また、照明のLED化、高効率のエアコン設置などによる省エネと太陽光発電システムによる創エネで経済性の高い庁舎となっております。

▽バリアフリーに対応
車いすを利用する人や高齢者も安心して来庁できるようエレベーターや適切な位置への手すりの設置を行っています。

▽シンプルな外観
華美な装飾を排除したシンプルなデザインの中に、地名である「木葉」の模様のルーバーを設けるなど末永く親しまれるための工夫を凝らしました。

▽創エネ
屋上には太陽光パネルを設置。天気の良い日は昼間に使用する電力の100%以上を賄うことができます。


将来生じる可能性のある課の再編に適応できるように執務室の机椅子や書架を選定しています。また今後の行政サービスのデジタル化の進展を見越し、フリーWi-Fiやデジタルサイネージ(電子掲示板)の設置を行いました。

▽フリーWi-Fi
新庁舎にはフリーWi-Fiが整備されており、あるまちスペースでの作業が可能となっております。

▽情報社会に対応
1階のあるまちモールと民間テナントエリアにデジタルサイネージを設置しています。町の情報や民間テナントの情報など、様々な情報の発信を行うことができます。

●役場に来庁される際は旧役場正面駐車場をご利用ください。
※詳しくは本紙をご覧ください。

旧役場庁舎などの解体は6月中旬頃から始まり、その後、駐車場整備に移行、庁舎建設事業の終了は年内いっぱいの予定です。そして、来年2月頃から民間テナントの営業が始まる想定です。
休日窓口は1階あるまちスペースに隣接している宿直室にて届け出を受け付けます。
郵便ポストも新庁舎入口に移動しました!

●今後の庁舎建設事業スケジュール
6月中旬~:旧庁舎及び屋外トイレなどの解体 議会棟トイレの改修工事
9月上旬~:駐車場など外構整備
2月上旬~:民間テナント営業開始(想定)

■フロアごとの組織編制

■「さよなら役場旧庁舎(元木葉中学校舎)」
昭和25年に木葉中学校として建設され、昭和41年から玉東町役場へと姿を変えた旧庁舎。たくさんの人の思い出が詰まったこの建物の解体前に最後の内覧会を開催します。皆さんのご来場をお待ちしております。

日時:6月1日(土)から6月10日(月) 午前9時~午後5時
内容:中学校時代の机や写真、役場時代の机や投票箱、写真などの展示。学校時代、役場時代の思い出のメッセージを掲示出来ますので、ご記入ください。

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