◆9月28日、くまモンポート八代完成式典が行われました。くまモンポート八代は、令和2年3月に完成しましたが、式典については新型コロナウィルスの影響で延期されていました。式典当日、駐車場に到着すると、都会のマンション群でも見るかのような巨大なクルーズ船「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」が停泊し、スマホのカメラで撮影しようにも全体を撮影することができないくらいの大きさに衝撃を受けました。この度の寄港では、約4,000人の外国人観光客の方が八代市内をはじめ県内各地を観光され、人吉・球磨方面につきましても、約200人の方が観光バス5台で、国宝青井阿蘇神社・焼酎蔵巡り・球磨川下りなどを楽しまれるとのことでした。令和2年以降、新型コロナ、豪雨災害で落ち込んでいた県南地域の観光振興への起爆剤になるものと期待されています。先に記載したとおり、今回の観光コースは人吉市内を中心としたものです。今後は、是非、球磨村にも立ち寄っていただけるようにしたいと考えています。
◆私は、広報くまむら7月号で「球磨村の魅力」についてお伝えしましたが、今、改めて球磨村の観光におけるポテンシャルの高さを感じています。まず、ひとつ目は球磨川です。球磨川でのラフティングは、多い年には年間8万人の方が体験され、そのほとんどが村内の球磨川を下ります。言わずと知れた人吉球磨の観光の柱と言えます。二つ目は九州最大の鍾乳洞を有する球泉洞です。そのほかにも、日本棚田百選の棚田や特産品、地域文化など貴重な観光資源があり、大きな可能性を秘めていると思います。今後は、村の観光資源をフル活用した誘客力の向上に取り組んでいきます。村民の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。
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