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人権の広場

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熊本県球磨村

■誰一人取り残さない備えを 
~それぞれの特性やニーズに配慮して~

◆避難誘導
・熊本地震の時には、避難行動要支援者名簿が作成されていても、個人情報保護の観点から、自主防災組織などが事前に要支援者を把握することが困難な地域がありました。
・個別計画(避難支援計画)が未作成、あるいは有効活用されず、在宅の高齢者や障がい者の円滑な支援が困難な地域がありました。

◆避難所
プライバシーの保護や、要配慮者の特性に応じた配慮、女性や子どもなど緊急時に弱い立場になる人の安全確保などの環境整備、被災者の心のケア、外国人の避難状況把握の体制などに課題があります。

◆避難支援に関する計画や避難所運営マニュアルなどの整備
避難行動要支援者や要配慮者を含めた全ての方々の視点に立った、人権に配慮したマニュアルの検討、見直しが求められています。

○避難行動要支援者
避難時に支援を要する方々(高齢者、障がい者など)

○要配慮者
避難所生活などにおいて特に配慮を必要とされる方々(高齢者、障がい者、外国人、乳幼児、妊産婦など)

・お隣の○○さんは、難聴で防災無線がよく聞こえないから、直接声をかけて一緒に避難しよう。
・避難所はピクトグラムを使って分かりやすく表示しよう
・スロープが無い所は丈夫な板を準備したら?

参考
熊本県人権同和政策課
「人権研修テキスト(人権全般編)」

問い合わせ:教育委員会 社会教育係
【電話】32-1117

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