地域おこし協力隊 通信

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地域おこし協力隊とは、地方に関心をもっている都市住民の人を受け入れ、一定期間以上、農林漁業などの応援や地域振興、地域住民の生活サポートなど、地域協力活動に従事することで、地域力の維持・強化を図ることを目的としたものです。ここでは、地域おこし協力隊の取り組み・活動などを紹介します。
今回は、髙橋さんに地域おこし協力隊での取り組みを報告してもらいます。

■脱炭素×創造的復興によるゼロカーボンビレッジの達成に向けて
村は、令和4年度に環境省の『脱炭素先行地域』に選定されました。『脱炭素先行地域』とは、国の目標である2050年の二酸化炭素排出量実質ゼロに先行し、2030年にそれを達成する地域のことであり、その地域をモデルとして全国の脱炭素化を推進していく使命があります。つまり、脱炭素を目指す社会において、球磨村は最先端にいます。
私は、この脱炭素先行地域の計画策定をはじめ、計画の中心である太陽光発電設備導入の調整、再生可能エネルギー供給のための小売電力契約拡大などの活動に協力をしています。令和4年度から村で地産地消するための太陽光発電設備を設置しており、今年度以降も設置を拡大していきます。今後はこれらの太陽光発電設備で発電された電気を電線を通じてご家庭などに供給させていただき、電力の脱炭素化を推進していく予定です。
村の脱炭素を達成するためには、この太陽光発電電力を住民の皆さんに供給させていただくことが必要不可欠です。供給事業者である(株)球磨村森電力と協力して、村内で利用できる商品券付きの電力切替のキャンペーンを企画調整中ですので、ご期待ください!