村長からのメッセージ

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◆先日、宮崎県西都市において「国道219号期成同盟会総会が開催され、出席してきました。熊本県と宮崎県の国道219号沿線自治体が集まっての会議です。その際、西米良村の黒木竜二(くろぎりゅうじ)村長、西都市の橋田和実(はしだかずみ)市長、そして新富町の小嶋崇嗣(こじまそうし)町長と挨拶をさせていただく中で小嶋町長から、「私も何度か通ったことがありますが、球磨村はいいところですね」と言われました。これまでいろんな方と挨拶をさせていただく中で、球磨村をほめていただくことがよくあります。球磨川、球泉洞、棚田、緑の山々などの景観や一勝地梨、イチゴ、一勝地赤豚、曲げわっぱ、一勝地温泉かわせみ、伝統芸能など考えるといろいろあります。また、地域を支える人々の繋がりも魅力の一つだと思います。皆さんは、「球磨村の魅力」どんなことを思い浮かべますか。

◆観光というと、阿蘇山や熊本城など既成の観光地が頭に浮かびますが、最近では、何の変哲もない日本の田舎の風景や人の営み、歴史や文化など、そこに住む人にとっては日常の暮らしが観光客には魅力的に映るといいます。今、村では村内外の事業者と協働で、球磨村のポテンシャルを生かした魅力発信による観光振興の取り組みを行っています。まだまだ豪雨災害からの復旧・復興道半ばですが、今後は、既存のスタイルにとらわれることなく、新たな観光資源の発掘が必要だと思います。古くから行われていた地域行事の存続など村民の皆さんにも是非ご協力をいただきたいと思います。よろしくお願いします。

球磨村長　松谷　浩一(まつたにこういち)