村長 Diary

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9月7日、球磨郡青年団協議会の文化祭がカルチャーパレスで行われました。若い世代の人口減少からか、現在では、県内で青年団が存在するのは球磨郡と天草地域のみとのことです。時代の流れや変化を感じます。
今回の文化祭では、合唱やダンスなどが披露されました。まず「合唱」では、多良木町青年団の素晴らしい歌声を聞かせていただきました。次に行われた「のど自慢」では、4組の出場がありましたが、60歳を超える私には、誰の歌なのか分からず、特にラップは、あの早口の妙技にただただ唖然とするばかりでした。滑舌の良くない私には羨ましくさえ感じました。
そして、球磨村青年団が出場する「ダンス」が始まりました。球磨村を含め5チームが出場しましたが、まず驚いたのが、どのチームにも数人ずつプロダンサーかと見間違えるような方がいることです。その体の切れ、スピードは、テレビで見るダンサーと遜色ありませんでした。
いよいよ球磨村青年団の出番です。団長を中心に素晴らしいダンスを5曲披露してくれました。今回は、参加団員全員が役場関係者(災害派遣職員とその奥様を含む)でしたが、それぞれ忙しい中、いつ練習したのか、一生懸命演技する姿に感動を覚えました。本当にありがとうございました。
今回の文化祭を見て感じたことは、舞台と客席が一体となり、町村の垣根を超え文化祭を全員で楽しんでいることでした。球磨地方は、県内でも人口減少が顕著な地域です。特に、若者世代の人口減少は、大きな課題となっています。しかし、私は、文化祭を通じて若者の大きな力、そして無限の可能性を感じることができました。今後は、この若者の輪をさらに広げていただき、球磨村、さらには球磨地域を盛り上げる存在になってほしいと思いました。