浅葉広明(あさばひろあき)さん
■鹿肉を使った特産品の開発へ
球磨村に来て、2年の月日が経ちました。
有害鳥獣対策で村内の半分以上の地域は回っていますが、まだまだ未開の地も多く、村の広さに驚いています。
村に来てから、有害鳥獣捕獲の腕もぐんぐん上がっており、9月は44頭の有害鳥獣の捕獲実績がありました。中には80キログラムオーバーの雄鹿もいて、自分でも驚いています。村内の鳥獣被害が少しでも減少するように尽力させていただきますので、困りごとがありましたらご相談ください。
協力隊の活動として、日本ジビエ振興協会主催の解体処理講習会に参加して解体の知識を高めたり、鹿児島大学や九州大学のフィールドワークにも協力させてもらったりしています。最近では、ジビエの里活用協議会で鹿肉のソーセージとペット用の鹿肉ジャーキーを開発中で、田舎の体験交流館さんがうらの夏祭りでも販売させてもらいました。ソーセージには村で採れた柚子を混ぜ込んでおり、球磨焼酎に合う味付けを目指しています。村の特産品となるように頑張ります!
地域おこし協力隊として残り1年を切りました。村のためにできることを精一杯頑張って、任期満了後の定住に向けて準備を進めたいと思います。
皆さん、これからもどうぞよろしくお願いします。
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