地域おこし協力隊 通信

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地域おこし協力隊とは、地方に関心をもっている都市住民の人を受け入れ、一定期間以上、農林漁業などの応援や地域振興、地域住民の生活サポートなど、地域協力活動に従事することで、地域力の維持・強化を図ることを目的としたものです。今回は、高橋さんに地域おこし協力隊での取り組みを報告してもらいます。

■令和5年度の脱炭素選考地域事業の進捗
球磨村は、全国に先駆けて温室効果ガス排出量実質ゼロを達成するモデル地域を指す「脱炭素選考地域」に選定され、令和4年度から脱炭素に向けた事業を進めています。今回は、令和5年度の事業進捗を報告します。
令和5年度は、9月にリニューアルオープンした一勝地交流センターかわせみをはじめ、役場庁舎や森林組合第二製材工場に自家消費型太陽光発電設備を導入しました。さらに、一勝地小学校と田舎の体験交流館さんがうら、渡・一勝地地区の災害公営住宅に、村内に供給するための電源としての太陽光発電設備を導入しました。
皆さんの協力もあり、概ね計画通りに再生可能エネルギーの導入が進んでいます。良好な進捗を受け、他自治体からの視察や講演依頼をいただき、モデル地域としての責任の一端を果たせているかと思います。
脱炭素先行地域事業は令和9年度まで計画されており、今後は遊休農地再生を兼ねたソーラーシェアリングの導入が中心となってきます。引き続き、計画の達成に向けた協力をしていきます。