渡小学校閉校記念式典

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3月3日、渡小学校閉校記念式典が渡小学校グラウンドで開催され、在校生や保護者、歴代教職員など約300人が出席しました。
同校は、明治7年10月に小川学校として開校し、昭和56年3月に渡小学校旧校舎が落成し、令和2年7月豪雨災害で被災しました。今回の学校再編により149年の歴史に幕を閉じます。
式典では、小川孝徳(おがわたかのり)教育委員が閉校宣言を行い、上野勝則(うえのかつのり)閉校実行委員長や第39代校長の西口詳一郎(にしぐちしょういちろう)さんらのあいさつや東篤哉(ひがしあつや)校長が謝辞を述べました。児童代表で6年生の中津桃佳(なかつももか)さんが「この1年間、閉校を身近に感じるようになり、最後の6年生として頑張ってきました。この日この瞬間を大切な思い出として私たちは力強く進み続けます」と決意を述べました。最後には、全児童で力強い「御神楽」を披露し、来場者は懐かしさを感じながら別れを惜しみました。

■渡小学校の歩み
明治7年10月　小川学校開校
明治43年5月　渡小学校内布分校開校
大正4年2月　渡尋常高等小学校と称す
昭和26年11月　渡中学校新築移転により小学校単独校舎となる
昭和29年4月　町村合併により球磨村立渡東小学校、渡東小学校内布分校に改称
昭和36年4月　球磨村立渡小学校に改称
昭和44年10月　プール落成式
昭和45年2月　PTA奉仕により新運動場完成
昭和49年10月　創立100周年記念式典
昭和59年4月　「勤労生涯学習」文部省研究指定校
平成13年10月　RKK器楽合奏コンクール銀賞受賞
平成16年3月　内布分校・立野分校閉校
平成22年4月　学校再編により大無田・大久保千津地区が通学区域に
令和元年　平成30年度PTA広報紙が全国で企画賞受賞
令和2年　令和元年度PTA広報紙が全国で会長賞受賞
令和2年3月　新型コロナウイルス感染症による臨時休業
令和2年7月　豪雨災害で被災し約1カ月の臨時休業
令和3年3月　ピアノ復興式
令和3年12月　球磨中学校敷地内仮設校舎へ移転
令和5年2月　校舎解体セレモニー「ありがとうさようならの会」
令和6年3月　球磨村立渡小学校閉校