■出逢いに感謝し目標に向かって進んでいく
第47回球磨中学校卒業証書授与式が3月10日、同校の体育館で開催され、球磨中学校最後の卒業生26人が思い出がたくさん詰まった学び舎を巣立ちました。
卒業証書は、村山茂(むらやましげる)校長から卒業生一人一人に手渡されました。村山校長は「これからの人生、辛いことややりたくないことがあったときにどうするかが大事です。持っている力を出し切ってやり遂げる。その積み重ねが人生において、様々な困難を乗り越えることができる、強く美しい人をつくると思っています。仲間を大切に、お互いに支え合いながら、一歩一歩着実に前に進んでください」と卒業生へはなむけの言葉を送りました。
卒業生を代表し、青山仁紀(あおやままさとし)君が中学校生活の思い出とともに「令和2年7月豪雨を経験し、今まで当たり前だと思っていたことはとても幸せなことだと強く実感しました。これから一人一人が自分で決めた道を歩むことになります。それぞれ思い描く未来が違っていても、やるべきことは同じです。夢や目標の実現のために精一杯努力し、最後まで諦めないことです。どんなに高い壁でも自分を信じ、未来に向かって突き進んでいきます」と答辞を述べ、家族や先生、地域の皆さん、在校生、友への感謝を伝えました。
式を終えた卒業生たちは、希望に満ちた表情を浮かべていました。
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