地域おこし協力隊 通信

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上野貴裕(うえのたかひろ)さん

■協力隊の活動を振り返って
今回の記事を書くにあたり、過去同じ時期に寄稿したことがあったかな?と調べたところ、令和2年6月に「移住してから1年が経ちます」と書いていました。そしてその翌月には、村が豪雨災害に見舞われ、これまで復旧復興が進む中での活動を推進してきました。そんな「地域おこし協力隊」としての活動も、6月30日(日)で最後となりました。
移住してからの5年間を振り返ってみると、協力隊としてだけではなく、一村民としても、地域や人とのつながり、村の魅力にたくさん触れることができ、人としても大きく成長できたのではないかなと感じています。これもひとえに、関係者の皆さんをはじめ地域の皆さんのおかげだと、この場を借りて感謝申し上げます。
退任後は、教育現場のICT(情報通信技術)推進を引き続きお手伝いをさせていただく予定です。子どもたちがICTと上手に向き合えるよう、タブレット端末の利活用をはじめ、デジタル社会を生き抜くための知恵を育めるような環境を目指し、他の自治体にも劣らないような取り組みを支援していきます。そのほかにも、村内事業者と連携した業務も行っていますので、球磨村の発展に貢献できるよう、引き続き取り組んでいきます。5年間大変お世話になりました。