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令和6年度 防災学習の日

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熊本県球磨村

■倒壊家屋からの救出訓練
12月1日、球磨清流学園南校舎グラウンドで防災学習の日が行われ、小中学生や地域住民など約250人が参加しました。
防災学習の日は、村が平成30年から12月の第1日曜日と定め、地域住民や児童生徒が一体となり、防災意識の向上を図るため、避難訓練など体験型の訓練を行っています。
今回の訓練では、関係機関として陸上自衛隊、人吉下球磨消防組合、人吉警察署、災害医療チーム(DMAT)、消防団第6分団、柳詰自主防災組織(柳詰地区)の住民などが協力しました。
南海トラフ地震が発生し、村では震度5強の揺れを観測したことを想定して行われました。柳詰自主防災組織会会長栁詰明(やなづめあきら)さんの「火事だ」の声掛けにより、地域住民と球磨清流学園9年生が協力し、バケツリレーによる初期消火活動を行いました。その後、自衛隊や広域警察犬による偵察・捜索活動や消防署、災害医療チームなどによる救助活動も行われ、参加者は実際の現場で行う活動を間近で学びました。
関係機関による展示では、球磨清流学園6年生は「球磨村の復興について」学習したことを発表、消防団第6分団は土のうの作り方や並べ方を実演しました。
球磨清流学園9年生の水篠聖良(みずしのせいら)さんは、「一人を助けるのにも多くの人が関わっていることを知りました。バケツリレーに参加し、自分にもできることがあると分かったので、災害時に自分から行動できるようにしたいです」とお礼の言葉を述べました。

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