被災された人の再建場所として、宅地整備を進めていました、渡地区塚ノ丸団地の第2期13区画が12月に工事が完了しました。登記などの手続き後に宅地引き渡しの予定です。分譲と借地の申し込みを随時、募集しています。詳しくは、問い合わせいただくか、村公式ウェブサイトをご覧ください。
■募集内容
募集区画数:21区画
面積:1区画 251平方メートル~326平方メートル
借地料:1平方メートルあたり 30円/月
分譲料:1,566,100円(区画(23)のみ)
募集期間:随時(毎月25日締め、翌月審査会を開催)
区画配置:右図(本紙参照)をご確認ください。区画(5)と(6)は、店舗兼住宅、農業用倉庫など建設予定者向けの区画で、2区画を1区画に整備しています。
また、区画(23)のみ分譲です。
■入居者第1号
丸橋勝寿(まるはしかつとし)さん、美紀(みき)さん、実寿基(みずき)さん
丸橋さん家族は、9月に塚ノ丸団地の一角に再建。今回、第1号の入居者となった丸橋さん家族に話しを聞きました。
丸橋さん家族は、平成22年に勝寿さんの転勤で球磨村へ移住し、ことしで15年目を迎えました。
令和2年7月豪雨災害で被災。「水が上がってくるのが早くて、急いで避難をしました」と当時を振り返りました。車中泊や会社の社宅、仮設住宅を転々とし、令和5年12月に着手。「あの災害を経験し、もう味わいたくないと思い、再建するなら高台がいいと思いました。家が完成した時は、もう引っ越しを繰り返さなくていいという安心と、やっと落ち着く場所ができて嬉しかったです」と話しました。「これからは、健康で仕事を続けて、家のローンを返済していきます」と笑いを交えて話しました。
人口が増えるためにはと尋ねると「働く場所を増やすことと球磨村に行ってみたいと思えるようなPRをしていってほしいです。素晴らしい素材があるから、様々な観光資源を活用した発信をしてほしいです。今ある施設を生かして、村おこしにつながる施策をお願いします」と今後の村のことについても話しました。
問い合わせ:総務課 管財係
【電話】32-1111
<この記事についてアンケートにご協力ください。>