■インターネットによる人権侵害
誰でも被害者になるだけでなく、加害者になる可能性があります。右の4コマ漫画を見て、どこがいけないのか考えてみましょう。
例えば、
(1)他人の写真を無断でSNSにアップしている。
(2)第三者が悪口を書き込んでいる。その悪口を不特定多数(世界中の人)が見て、「いいね!」をしたり、さらに悪口を書き込んだりする可能性もある。
そして、どんな人権侵害が起こるのでしょうか。
(1)知らないうちに自分の写真がバラまかれ、無責任な書き込みをされる。
(2)誰の写真か、個人の特定が始まり、個人情報が拡散される。住所が特定され、直接的な被害を受ける場合もある。
(3)被害者は、ネット上の悪口を目にするたび、何度も傷つく。
また、不確かな情報によって、複数の人が被害を受ける可能性があります。
出典:人権研修テキスト(人権全般編)熊本県
法務省「インターネット上の人権侵害をなくしましょう」
○インターネット上の人権侵害を防ぐために
・他人を誹謗中傷する内容を書き込まない。
・差別的な発言を書き込まない。
・安易に不確かな情報を書き込まない。
・他人のプライバシーに関わる情報を書き込まない。
・書き込みが不特定多数の人に見られる可能性があることを意識する。
※画面の向こう側には世界中の人がいることを忘れないようにしましょう。スマホやパソコンを便利で良い道具にするのは、一人一人の心掛けです。
問い合わせ:教育委員会 社会教育係
【電話】32-1117
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