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復興のあゆみ

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熊本県相良村

■川辺川河川整備関係工事 着工式
令和7年1月26日(日)、相良村総合体育館で熊本県と村主催の川辺川河川整備関係工事の着工式が行われました。式典には、木村敬熊本県知事や吉松啓一村長をはじめ金子恭之衆議院議員、吉田信弘衆議院議員、松村祥史衆議院議員、森田康夫国土交通省九州地方整備局長など関係者およそ50人が出席されました。
令和2年7月豪雨により被害を受けた川辺川の河川整備関係の工事を行い、着工する区間は、四浦、川辺、深水の3区間。四浦では平川地区の河道拡幅と護岸整備、築堤、国道445号のかさ上げを計画しています。川辺の黒石地区と深水の下鶴地区では「遊水機能を有する土地」として、周囲提の工事に着手します。
木村知事は「地域の宝である川辺川について『最大限環境へ配慮し、清流川辺川を子々孫々まで残してほしい』という村民の思いを受け止めている。村の一日も早い創造的復興のために、川辺川の県管理区間の河川整備ついては、環境や景観に最大限配慮しながら目に見えるかたちで河川整備を進めていく」とあいさつ。吉松村長から「18年連続水質日本一の川辺川を子々孫々まで残すことを要望しており、知事の想いを直接聞くことができた。目に見えるかたちでさらにスピード感を持って取り組んでもらいたい」と謝辞を述べられました。

■区長・農業委員等による視察研修を行いました
流水型ダムの理解を深めるため、1月15日(水)に南阿蘇村の阿蘇立野ダムを、2月2日(日)から2月4日(火)に群馬県の八ツ場ダムと流水型ダムの大型模型を視察しました。
1月15日は、区長や農地利用最適化推進委員、村職員32人が参加。阿蘇立野ダム、小倉遊水地、内牧遊水地、熊本地震震災ミュージアムを見学。参加者からは「ダムの工事はどれくらいの期間がかかったか」「建設前と変わらない環境づくりは考えられたか」などの質問がありました。
2月2日からの視察では、区長や農業委員などおよそ20人が参加。1日目は、群馬県の八ツ場ダムを見学。八ツ場ダムは、利根川の重力式コンクリートダムで、下流部への洪水調整や新規都市用水の供給並びに発電を目的として令和2年3月に完成しました。2日目は、同県で、キャンプ場や森林など。地域資源を使った活動を行っている「株式会社きたもっく」を見学。3日目は、茨城県の国立研究開発法人土木研究所で、流水型ダムの大型模型を見学しました。参加者からは「ダムだけでなく、地域の振興も含め考える必要がある」「相良村の自然を生かして、観光客を集められるか考えていきたい」との声がありました。

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