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新・荒尾市民病院 お知らせ便

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熊本県荒尾市

荒尾市民病院は10月より「荒尾市立有明医療センター」へと生まれ変わります!

■第5回 災害対策編
◇新病院を紹介します!
今年10月の新病院開院へ向け、工事進捗状況としては、建物の骨格となる躯体(くたい)工事が完了し、外装・内装・設備工事などの仕上げを行っています。昨年11月号掲載の第4回では、新病院の「病棟部門」を紹介しましたが、第5回は災害拠点病院としてどのように地域を支えていくのかといった「災害対策」について紹介します。

◇災害時でも医療を提供できる患者さんの安全を考えた災害に強い病院
支援活動ができるスペースを確保

◇災害に強い病院の実現
(1)建物
・地震に強い基礎免震構造を採用(新病院棟の耐震安全性は最上位等級)
・豪雨時に院内に浸水させない防潮扉を道路から2mの高さに配置

(2)設備
・一次エネルギー(電気・ガスなど)が途絶えても医療機能を継続可能(電気・給排水・3日間運転可能)
・浸水の恐れのない屋上に電気室や非常用自家発電機などを設置
・耐震性の高い中圧ガスの引込みを行い、ガスコージェネレーションシステムを導入。電源容量の増強や燃料の多重化を実現し、省資源化で環境負荷の低減にも貢献
・講堂や外来待合ホールに医療ガスや非常電源を設置

(3)支援活動
・災害時は正面玄関前の大庇下を傷病者の症状の程度により振り分けるトリアージスペースとして活用
・講堂は災害時の院内災害対策本部として利用しやすいように外部(大庇)に面して配置
・DMAT(災害派遣医療チーム)の活動や大型のヘリが着陸できる障害物のない駐車場を整備

◇免震装置(球面すべり支承)
地震発生時、地面が大きく揺れても、免震装置が振り子のように移動することで、地震エネルギーを吸収しながら建物を元の位置に回復します。

地震で地面が大きく揺れても、建物は小さな揺れで済むため、医療行為が継続できます!

市民病院のホームページ(外部リンク)から工事の進捗状況を24時間LIVE中継で見ることができます。

※詳細は本紙をご覧ください。

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