◆荒尾市長 浅田敏彦(あさだとしひこ)
明けましておめでとうございます。市民のみなさまには輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、コロナ禍前の日常生活を少しずつ取り戻す中、10月には「荒尾市立有明医療センター」を開院し、「あらお海陽スマートタウン」の拠点施設と位置付ける「道の駅」と「保健・福祉・子育て支援施設」の整備・運営事業者も決定することができました。
少子化や物価高騰など社会的課題が山積しているところですが、市政の長年の重要課題に地道に取り組んだ成果がようやく実りつつあります。
さて、辰年の今年は、パリオリンピック・パラリンピックが開催され、本市出身の宮浦健人(みやうらけんと)選手(バレーボール)や乗松聖矢(のりまつせいや)選手(車いすラグビー)などの活躍が期待されます。
本市を取り巻く環境に目を向けますと、県内への半導体関連産業の集積や有明海沿岸道路の延伸など、今、熊本県は「100年に一度のビッグチャンス」を迎えていると言われています。
雇用創出につながる企業立地協定締結が本市でも続いており、そのような追い風を活かしながら、荒尾に住んでよかったと思っていただける「暮らしたいまち日本一」を目指し、本市の魅力をさらに高める1年にしてまいります。
結びに、市民のみなさまのご多幸を祈念し、年頭の挨拶といたします。
◆荒尾市議会議長 浜崎英利(はまさきひでとし)
新年明けましておめでとうございます。市民のみなさまに謹んで新春のお慶びを申し上げます。
昨年は、5月に新型コロナウイルス感染症が5類になり、人の動きや地域における活動が活発になった一年でありました。久しぶりに開催された地域の行事も多かったのではないでしょうか。
昨年10月の野原八幡宮例大祭「のばらさん」では、ユネスコ無形文化遺産の風流や市指定無形民俗文化財の節頭行事も披露され、たくさんの参拝客で賑わいました。人が集い交流する機会が増えてきたことを、大変うれしく思います。
同じく10月には新しい市民病院「荒尾市立有明医療センター」が開院しました。新病院は、災害や感染症に強い造りとなっており、市民の安全安心に大きく寄与するものと考えております。
また、荒尾競馬場跡地における「あらお海陽スマートタウン」の開発も着実に進んでおり、今年はさらに進展することを期待いたします。
明るい話題の一方で、人口減少や少子高齢化の進展・温暖化対策・災害への備え・デジタル社会への対応など解決すべき課題は山積しておりますので、市議会としましても、議会活動を通じて課題解決に取り組んでいきたいと考えております。
結びに、本年がみなさまにとって素晴らしい年となりますことを祈念し、年頭の挨拶といたします。
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