■新年のごあいさつ
病院事業管理者 大嶋壽海(おおしまひさみ)
明けましておめでとうございます。昨年まで長年皆さまに市民病院を利用していただき、誠にありがとうございました。新しい建屋が完成し、10月1日に開院いたしました。これを機に、名称を「荒尾市立有明医療センター」と変更をいたしました。新病院を末永くよろしくお願いいたします。
本院は荒尾市唯一の急性期病院で、病院理念を「地域住民の健康の維持、増進に努め、患者中心の安全で質の高い医療の提供を目指します」としております。ベッド数は274床、地上5階・地下1階の建屋で、屋上にはヘリポートを整備しています。柱は鉄筋コンクリート、梁は鉄骨造りのハイブリット構造で、免震装置が支えています。
◇新病院の特徴
(1)一般病棟の完全個室化
(2)外来診療が基本的に一階で完結できるワンフロア外来の実現
(3)救急部門の集約化
放射線部門と内視鏡室が隣接、HCUや手術室・LDRが専用エレベーターで直結
(4)感染対策の充実
完全個室と多数の陰圧室やヘパフィルターの設置
(5)災害拠点病院としての構造や装置
高台にあり、免震構造、優れた自家発電装置やヘリポート
県北唯一の国指定「地域がん診療連携拠点病院」を始め、県からは「脳卒中急性期拠点病院」「急性心筋梗塞急性期拠点病院」などの指定を受けております。県北の医療の拠点として地域完結型医療を目指し日夜努力しています。現在、13人の若き研修医が、「いい医者」を目指し実りの多い研修医生活を送っております。
今年も「いい病院づくり」を目指し、救急医療・がん診療・外傷診療・生活習慣病・高齢者医療・予防医療など地域に密着した医療を提供していきます。
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