■荒尾スラッガーズ 全国大会3位獲得
これまで積み重ねてきた力を発揮 全国の強豪相手に見事、戦い抜いた
◇初めて全国大会の舞台へ 第3位の記録を達成!
市内の軟式野球チーム「荒尾スラッガーズ」が、今年7月27日から30日にかけて和歌山県で開催された「第29回 高野山旗全国学童軟式野球大会」で、見事3位を獲得しました!北海道から九州・沖縄まで、各エリアの代表チームが対戦。全国から勝ち抜いてきた強豪チームの中で、荒尾スラッガーズは4試合を勝利しましたが、準決勝で惜しくも敗退。それでも、3位決定戦に勝利し、全国3位という素晴らしい成績を収めました。
◇大舞台でも地に足をつけて今できることをやる!
荒尾スラッガーズは創部35年。現在、荒尾市・大牟田市・玉名市の計15人の小学生が所属しています。監督の吉岡嵩士(よしおかたかあき)さんは、「まずは好きな野球を楽しんでほしいです。そのうえで挨拶や礼儀など基本的なことも教えますし、野球はチームプレイなので、仲間の大切さと思いやりを一番に教えていきたいです」と話します。
今回の全国大会に向けた取り組みについて、「特にこれといった強化は行っていません。ただこのチームは走力に自信があったので、走塁の練習と意識づけはいつもより多く行いました」とのこと。九州大会から始まり、大変なこともあったでしょうが、日頃から練習してきたことを、今できることをがんばるという姿勢で歩んできたといいます。そして全国大会への出場が決まってからは、子どもたちの顔つきが変わってきたそうです。
「全国大会はもちろん相手チームも強く、そこでホームランやヒットを打って得点した時は、みんなベンチから飛び出しながら喜び合いました。そんな中での3位獲得。これまでやってきたことは間違いではなかったと実感できた瞬間でした」と吉岡監督。
◇表敬訪問で喜びを報告 これからの勝利も目指して
そして大会後、荒尾スラッガーズは浅田(あさだ)市長を表敬訪問しました。市長からは「初めての全国大会で緊張したと思いますが、3位という素晴らしい結果で、荒尾市民として誇らしいです。これからも『常勝軍団』として、監督のリーダーシップのもと、がんばってください。これからのみなさんの活躍が本当に楽しみです」との言葉が贈られました。「これから他の大会もあるので、1つでも優勝できるようにがんばっていきます」と吉岡監督。今回の記録達成を経て、チームはさらなる高みを目指します。
監督
吉岡嵩士(よしおかたかあき)さん
子どもたちの努力が実を結んだのはもちろん、活動を支えてくれた保護者や地域のみなさんのご協力あっての結果です。本当にありがとうございました。
キャプテン
横島小6年 木下夢徠(きのしたゆら)さん
全国大会初戦は大阪のチームでしたが、絶対に優勝する気持ちで挑んでいき、勝ちにつながって良かったです。
副キャプテン
平井小6年 竹原大翔(たけはらひろと)さん
全国大会は会場の雰囲気がいつもと違って緊張しました。守備のエラーを減らすために一致団結し、良いチームにしていきたいです。
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