2006年に国連により公式に認定されたこの日に全世界で繰り広げられる糖尿病啓発キャンペーンは、糖尿病の予防や治療継続の重要性について周知する重要な機会となっています。11月14日の「世界糖尿病デー」を含む11月11日~17日を「全国糖尿病週間」とし、全国各地で啓発活動が行われています。
◆「糖尿病」についてこんなイメージを持っていませんか?
・食べ過ぎの人や運動不足の人がなる病気?
・太った人がなる病気?
◆糖尿病はいろいろな要因により発症する病気です!
・食習慣や運動習慣のほかに、遺伝的な要因などさまざまな要因が関係しています。
・同じような体型・年齢・生活習慣の人でも、糖尿病を発症する人としない人がいます。
・日本人は欧米人と比較して、血糖値を下げる「インスリン」を作る力が弱く、糖尿病を発症しやすい体質であるとされています。
◆糖尿病の知識不足・SNSなどによる間違った情報の拡散
◇社会的差別による偏見
糖尿病であることを周囲に隠し適切な治療の場を失うことで、糖尿病の重症化につながったり、就職や住宅ローンの審査など社会生活を送る上で不利な立場に置かれたりすることも少なくありません。
◇Point
糖尿病は適切な治療・管理を続けていくことで、合併症の発症を抑制し、健康な人と変わらない生活を送ることができます。正しく知ることは、あなたの健康に役立ち、糖尿病のある人へのやさしい理解につながります。
※参考文献…糖尿病診療ガイドライン2024
◆糖尿病かどうかを知る方法は? まずは健診を受けましょう!
血糖値とHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の数値で糖尿病のリスクが分かります。市では、次の健診を実施しており、対象者に受診券を送付しています。医療機関に直接申し込み、受診してください。※2月末まで
◇医療機関での健診(受診券)に関するお問い合わせ先
・20歳~74歳の国民健康保険加入者は…特定健診・若年者健診
保険介護課 国保年金係【電話】63-1327
・75歳以上の後期高齢者医療制度加入者は…後期高齢者健診
保険介護課 高齢者医療係【電話】63-1420
・40歳以上の生活保護受給者などは…健康増進法健診
すこやか未来課 保健センター【電話】63-1133
保健センターでは、健診結果に関する相談を受け付けています。お気軽にご相談ください。
問合せ:すこやか未来課 保健センター
【電話】63-1133
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