■第(だい)45回(かい)「私(わたし)の担任(たんにん)の先生(せんせい)」
[父親(ちちおや)]
この前(まえ)、小学生(しょうがくせい)だった時(とき)の担任(たんにん)の先生(せんせい)に会(あ)ったけど、今(いま)も楽(たの)しそうに働(はたら)いていたよ。
[ジン]
その先生(せんせい)は今(いま)、何歳(なんさい)なの。
[父親(ちちおや)]
67歳(さい)だって。そして先生(せんせい)は「60歳(さい)の退職(たいしょく)の時(とき)に、まだまだ働(はたら)けると感(かん)じて今(いま)も続(つづ)けている」と話(はな)されたよ。
[ジン]
退職(たいしょく)って、職(しょく)から退(しりぞ)くことだよね。
[父親(ちちおや)]
そうだね。区切(くぎ)りだね。そして先生(せんせい)は「年寄(としよ)りだからって、自分(じぶん)の可能性(かのうせい)を諦(あきら)めたらだめ。生(い)きていれば誰(だれ)だっていつかは年老(としお)いる。私(わたし)も高齢者(こうれいしゃ)だけど、社会(しゃかい)の一員(いちいん)として働(はたら)くことを選択(せんたく)した。心(こころ)は今(いま)も元気(げんき)だよ」とおっしゃっていたよ。
問合せ:人権啓発推進室(じんけんけいはつすいしんしつ)
【電話】62-1313
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