パリオリンピック・パラリンピックついに開幕!
荒尾出身選手を応援しよう!
■いよいよ今月開幕!荒尾出身選手も出場
日本時間7月27日、フランス・パリを中心とするオリンピックが開幕、それに続いてパラリンピックが開催されます。各国から強豪選手が集まる中、なんと荒尾出身で出場が決まった選手も!そこで、今回の特集では2人の選手にインタビュー!国内外で活躍している荒尾出身選手たちをみんなで応援しましょう!
・バレーボール男子 宮浦健人(みやうらけんと)選手
・車いすラグビー 乗松聖矢(のりまつせいや)選手
■Interview バレーボール男子日本代表 宮浦健人(みやうらけんと)選手
パリ・オリンピックの前哨戦と位置付けられる「ネーションズリーグ」でも大活躍した宮浦選手に期待高まる!
◆Profile
・ジェイテクトSTINGS(スティングス)所属
・1999年2月22日生まれ
・身長・体重 190cm・87kg
・ポジション オポジット
・最高到達点 347cm
・八幡小・鎮西中・鎮西高校・早稲田大学卒業
◆与えられた役割を果たしたい
◇全ての人との出会いが自分のターニングポイント
両親、兄ともにバレーボールをやっていたことから、自身も小学2年生からバレーボールを始めた宮浦健人(みやうらけんと)選手。現在は、Vリーグチーム「ジェイテクトSTINGS(スティングス)」に所属しています。「中学生になって、地元の荒尾から、熊本市にある鎮西高校の付属中学に通い、高校からは寮に入りました。両親には送迎や食事の面でもサポートしてもらいましたね。私がやりたいことにNOと言うことはなく、何でもやらせてくれる両親でした」。そう話す宮浦選手は、高校時代に熊本地震を、大学時代にはコロナ禍を経験し、思うように練習ができない時期もありました。「その時は苦しかったけど、自分の中にある目標をブレさせずに、限られた環境の中でできることを最大限やりました」と当時を振り返ります。困難な状況を乗り越えながらも、早稲田大学を経て、ジェイテクトに入団。プロのバレーボール選手としてのキャリアをスタートさせます。「プロになってバレーボールに向き合う時間が増えました。結果を出すことへの意識がより高まりましたね。時には試合に負けたり、良いパフォーマンスができなくて落ち込んだりすることもあります。でも、『どうしたら勝てるのか?そのために何をするのか?』を考えます」と真剣にバレーボールに向き合う宮浦選手は、日本からポーランド、パリと海外チームを経験し、6月に再びジェイテクト所属が決定。「海外では、まず言葉の問題がありましたが、移籍2年目からは現地でのコミュニケーションが取れるようになりました。日本のチームでは食事が提供されることが多いのですが、海外では選手に委ねられます。コンディションを維持するために、自炊をしていますよ。他の選手も契約を勝ち取るために必死なので、そのハングリー精神には学ぶところが大きいです」と日本と海外の違いを話してくれました。
◇気持ちを引き締めて夢のパリ・オリンピックへ
ついに今月開幕となるパリ・オリンピック。「オリンピックは幼い頃からテレビで観ていて、自分も出たいなぁと思っていました。出場が決まった時はもちろん嬉しかったですが、メンバー争いやコンディションの調整など、大会に向けた課題が浮かび、気が引き締まりましたね。出場権を得るまでの道のりも決して楽ではなかったです。大会までは過密なスケジュールにはなりますが、モチベーションを高く持ち、自分に与えられた役割をしっかり果たしたいです」と出場を控えた宮浦選手は話します。
最後に、市民のみなさんへのメッセージを伺いました。「市民のみなさんにはいつも応援していただいていると感じます。今回オリンピックに出場することで、みなさんに元気や勇気を受け取ってもらえたら嬉しいです。応援よろしくお願いします」。
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